設定探訪/オートボット・ホワール (2014年)
「トランスフォーマー・ジェネレーションズ」 のホワール (2014年) です。
joefig はこれを手に入れたわけではなく、宣材の画像をネットで拾ってみました。
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オートボット・ホワール (2014年)/ジェネレーションズ (ヴォイジャー・クラス)
Autobot Whirl
whirl は 「回転」、「旋回」、「渦巻き」、「旋風」 の意。 正しくは 「ワール」 と発音。
トランスフォーマーG1 のホワール (1985年) のリメイク。
日本版は 「トランスフォーマー・レジェンズ」 から 「LG05 ホワール」 として発売。
ハズブロの宣材画像・その➀。
G1 ホワールを忠実にアップデートしています。
宣材画像・その②。
いわゆるガウォーク形態は 「ヘロープト・モード」 (Heloped Mode) という名称です。
ヘロープトというのはおそらくヘリ+アンテロープ+ループトではないかと思います。
アンテロープについては、ローターとキャノピーを一対の角を持ったアンテロープの頭部に、脚部を二股の蹄 (ひづめ) のある肢に見立てているという推測です。
looped には 「酔った」、「狂った」 の意があり、whirl には 「めまぐるしさ」、「混乱」、「めまいがする」 の意もあります。
宣材画像・その③。
ビークル・モード。 モデルは架空の可変ヘリ VH-64MR オベロン・ガゼット (後述)。
本体:
全て新規造型。
付属品:
ナル-レイ・モジュール、パラライゾ・ボックス、シェル・キャノン、フォトン・ビーム・ライフル。
シール。
説明文:
オートボット・ホワール
オートボット・ホワールの向こう見ずな飛行スタイルはいつクラッシュしてもおかしくないように見えるが、彼は完全な制御状態にある。 戦場に姿を見せるだけで、破壊される前に安全な距離をとるため敵をその仲間の元へ逃げ去らせるのに十分だ。 運悪く近づきすぎてしまったディセプティコンは、彼にナル-レイ・キャノンを取り出して回転させる機会を与えることになる。
さて、どの辺がTF とジョーのクロスオーバーかというと、キャノピーのシールなのでした。
CW-4 ウィリアム・S・ハーディー (※G.I. ジョーのワイルド・ビルの階級と本名)
RA056403211 (※ワイルド・ビルの認識番号)
CWO-4 (※ワイルド・ビルの階級。 チーフ・ウォレント・オフィサー4、四等准尉)
04-20-87 (※
(※リバグナスさんからいただいたコメントで、劇場版 『G.I. ジョー』 の公開日であることが判明!
リバグナスさん、ご指摘ありがとうござました!)
G.I. ジョー・チームの機体をスキャンしたということなんでしょうかね。
G1 のホワール (1985年) の画像。
タカトクトイスから発売された 『特装騎兵ドルバック』 の可変メカシリーズ 1/55 VH-64MR オベロン・ガゼット (1983年) のリペイントでした。
オベロン・ガゼットのヘリ形態のモデルはベルAH-1W スーパーコブラと思われます。
ベルAH-1W スーパーコブラの画像。
海兵隊向けのAH-1T シーコブラの改修型。 1983年初飛行。
G.I. ジョーのドラゴンフライはシーコブラがモデルでした。
スーパーコブラは2000年に4枚ローターのAH-1Z ヴァイパーへと進化を遂げています。
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以上、オートボット・ホワールでした。
ホワールは、この後 TF クラウドの TCD-03 ディセプティコン・ショックウェーブ (2014年) に流用されています。
シールでクロスオーバーとはささやか過ぎる話題ですが、どうせならドラゴンフライのエンブレムも付けて欲しかったです。
それでは!