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The Pit

ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。


by joefig
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インディー・ジョーンズ/トループ・カー (レイダース)

インディー・ジョーンズ・ビークルのトループ・カー (レイダース) (2008年) です。
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このビークルも、日本ではトミーダイレクトから販売されていました。



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シリーズ第1作 『レイダース/失われた聖櫃』 に登場した、ナチス・ドイツ陸軍所属のソフトスキン車両です。
アークを運ぶカーゴ・トラックを護衛して、主人公インディー・ジョーンズと追跡劇を繰り広げました。

モデルはドイツ軍のメルセデス・ベンツ G5 ゲレンデヴァーゲン W152。
1937~1941年の間に378台のみ生産されたもので、6輪だった G1 ~G4 よりも小型となり、4輪駆動に加えて画像でもわかるように4輪操舵も採用されていた高性能車でした。
直列4気筒、排気量2006cc、最高出力45馬力、最高速度85km/h。
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ただし劇中に登場したのはレプリカで、今回のトループ・カーはこのレプリカのほうが立体化されたものです。
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ご存知の通りカーゴ・トラックもトイになっており、こちらのモデルは、メルセデス・ベンツ LG3000 の撮影用レプリカで、アメリカのゼネラル・モータース社のGMC ディビジョンの CCKW 353 シャシーが使用されているそうです。

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三面図。
車輪はコロ走行のみで、ステアリングは切れません。
左フェンダーには軍集団司令部 (アルメーオベルコマンド/Armeeoberkommando, AOK) を表すペナント (小旗) があります。
ナンバープレートの WH はヴェーアマハト (Wehrmacht/ドイツ国防軍) とヘーア (Heer/陸軍) の略で、1942年に制定された分類で 「ドイツ国防軍陸軍」 を表すものです。
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なお、このビークルは後にG.I.ジョーにも流用され、G.I.ジョー・コンベンション限定のレッド・シャドウズ・スタッフ・カー (2010年) としてリリースされています。

インナーボックスはジオラマとして使える台紙になっており、台紙の上面にはクレートのペーパークラフトもついていました。
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ジオラマを展開したところ。
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付属品のバリケード (2ピース)、ドラム缶×3個、ペーパークラフトのクレートを並べてみました。
比較のためにフィギュアを2体置いてみましたが、フィギュアは付属していません。
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斜め前から。
特に格好いいビークルというわけではありませんが、造形自体は実によくできています。
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斜め後ろから。
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別の角度から。
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フロント部のアップ。
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シャシー下部。
見えないところにも関わらず、ラダー・フレームやドライブ・トレーンなどのモールドがしっかりあります。
映画用のレプリカがベースのためか、4輪操舵を思わせるようなモールドは特にありません。
これもきっと正体は GM系のピックアップ・トラックあたりでしょう。
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運転席のディテール。
メーター類やシフト・レバー、ペダル類が造形されています。
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両サイドにはフィギュアを立たせるペグがあります。
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スプリング発射式のミサイル・ランチャー。
造形的にはドイツ軍のラインメタル/マウザー・ヴェルケ MG34 機関銃をトイジーにデフォルメしたもの。
ミサイルをセットした形状はどことなくパンツァーファウストを思わせるところもありますね。
ランチャー本体とピラーは車体から取り外すこともできます。
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『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』 に登場した、ストーム・トルーパー (サンド・トルーパー) の携行する DLT-19ヘビーブラスターライフルは MG34 をベースにしているそうです。

ギミックとして、車体後部の下側にあるレバーを左右に動かすと、連動してランチャーが動きます。
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ランチャー基部にはフィギュアを立たせるペグがあり、基部も一緒に動く仕組みになっています。
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フィギュアを搭乗させてみました。
ドイツ兵は持っていないので、かわりにロシアの軍人を乗せています。
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レッド・スターは浅い座り方になってしまいました。
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今度はドフチェンコ大佐を運転席に座らせ、レッド・スターには荷台のランチャーを担当してもらいました。
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可動のプアなドフチェンコ大佐はひどい格好で運転しています。
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実はちゃんと手に持たせることができませんでした。
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付属品とフィギュアの比較。
どれも意外と大きいものです。
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ドラム缶は中空。
ペーパークラフトのクレートは、インディー・ジョーンズ・ベーシック・フィギュアに付属するものとは違ってドイツ語が記載されています。意味は 「ドイツ軍所有物」 です。
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クレートはトループ・カーの後部座席にぴったりと収まるサイズとなっていました。
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ブロロロロロ…………
あっ! 前方にバリケードが!
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「同志クリモフ、しっかりつかまってろ! このまま突破するぞっ!」
ブオォォーーーン!
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「ウラーーッ!」
ガシャーン!
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ドフチェンコ大佐  「我がロシア軍の技術は世界一ィィィ~~~!」
レッド・スター  「同志ドフチェンコ、こいつはドイツ製だぞ……」
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スティール・クラッシャーA.P.V.との比較。
トループ・カーがちょっと大きすぎるという気はしますね。
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以上、トループ・カーでした。
もっとチープな造りなのかと思っていたところ、実際に手にとってみると予想以上にきちんとしたディテールだったので見直しました。

元ネタが第二次大戦中の車両とあって、現行のG.I.ジョーと絡めるにはかなりクラシカルな雰囲気ですが、マーベル版 『G.I.ジョー:ARAH』 に登場した東ヨーロッパのボロヴィアや南米のシエラ・ゴルドのような、共産圏や発展途上の国家であれば、近代化に乗り遅れて古い設計の車両を現役で使い続けている可能性はあるんじゃないでしょうか。
加えて、最近の車は重要部品がブラックボックス化しているため、故障するとアッセンブリー交換となりますが、昔のシンプルな構造であれば部品を現地で即席で修理しやすいというメリットもあるので、紛争地域の政府軍やゲリラが未だに活用しているということも充分あり得るでしょう。

さて、次回もまたインディー・ジョーンズものになってしまいます。それでは!
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Commented by マス☆ドリ at 2012-06-29 13:11 x
おじゃましMAX バリュー!
マス☆ドリです。

えっ?!
ドフチェンコ大佐!座れてないですやぁ~んΣ(゚д゚lll)

良くあるコトとは思いますが、同じインディージョーンズ物なので すべからく 乗り物にちゃんと座れるように造って欲しいものですね!

ドイツ車は頑丈ってイメージがあるのでバリケードを突き破っても なんのその!
ボディーが傷付いて、凹んでも なんのその!!
バリケードやドラム缶をなぎ倒す絵がよく似合う気がします(=´∀`)人(´∀`=)
Commented by ダジル at 2012-06-29 23:29 x
こんばんは ダジルです。

いやぁ~ 、やはり管理人様も 3.75インチ. インディーにも触手をのばしておられましたか~。
僕も少しですが フィギュアでは無く 乗り物 目当てで購入しました。
我が家にあるのは 馬とバイクとジャングルカッターの三点で、カーゴトラックが欲しいのですが まだ手に入らず仕舞いです。
やっぱり いろんなビークルが揃うと絵ズラ的にもサマになって空想(妄想?)が膨らみますよね‼ トループカーも 一緒に付いてるドラム缶などが いい味だしてて 僕も欲しくなりました。

持ってるモノ自慢で恐縮ですが インディwithホースについてくる馬フィギュアはとても素晴らしいデキなので 本当オススメですよ‼ (ジョーフィギュアには気持ち少し小さいかも知れませんが)いや、管理人様はもう持ってるかな?

Commented by joefig at 2012-06-30 23:23
>マス☆ドリさん
いらっシャトレーゼ!

スカート状のパーツって、立っているときはそれなりにリアリティーが出ていいんですけど、ビークルに乗せることを考えると邪魔でしかないパーツになっちゃうんですよね~。

ドイツ軍車両にはなんとなく無骨で頑丈なイメージがありますよね。このビークル、キャプテン・アメリカと戦わせたりしても面白いかもしれません。
Commented by joefig at 2012-06-30 23:40
>ダジルさん
馬、ジャングルカッター、カーゴトラックなどはjoefigも欲しいんですよね~。当時買っておけばよかった!

最新情報によると、カーゴトラックはG.I.ジョー・コンベンション限定でリペイントものが再販されたようで、オクトーバー・ガード/アイアン・グレナディア/コブラの3種類の幌が付く仕様だとか。でも数量は限られているみたいだし、普通には流通しないものなので入手するのは面倒臭そうですね。

馬は楽しそうでい~な~! フィギュアを乗せるのは言わずもがな、「動物の世界」とも絡めてみたいです。
Commented by ダジル at 2012-07-01 12:30 x
貴重な情報有難うございます。

コブラのカーゴトラックは是非欲しいですね! トルーパーをたくさん乗せて見たいです。
あと管理人様に二つ程お聞きしたいのですが、コンベンションとは どういう催しなのでしょうか? 米国にて年に何回かあるのですか?
あと Poc又はRocにてPre Productionと呼ばれる一般には発売されていないフィギュアがあるらしいのですが、管理人様はご存知でしょうか、それもやはり過去のコンベンションにてのみ 発売されたモノなのでしょうか?
Commented by joefig at 2012-07-01 14:05
>ダジルさん
コンベンションという名称自体は広く一般に使われるものですが、G.I.ジョー・ファンにとって特に重要なのは、毎年2月頃に開催される全米玩具産業協会主催の米国国際トイフェア(ニューヨーク・トイフェア)、今頃の時期に開催されるG.I.ジョー・コレクターズ・クラブ主催のインターナショナル・G.I.ジョー・コレクターズ・コンベンション、そして7月頃開催の有名なサンディエゴ・コミック・コンベンション(SDCC)あたりでしょうかね。
ここで新作の予定が発表されたり、G.I.ジョー・コレクターズ・クラブやSDCCの限定フィギュアが販売されたりするのです。限定フィギュアは大抵高額だったり数量限定で入手困難だったりします。
Commented by joefig at 2012-07-01 14:11
>続きです。

Joefigの理解では、プリ・プロダクションは市販される前の段階の試作品で、市販品とは成型色や塗装、付属品が違ったりするものもあるほか、そもそも市販されずにキャンセルされたようなものも含まれます。
時々オークションで流通することがあるのは、香港あたりの製造関係者から流れたりするのではないでしょうか。
Commented by ダジル at 2012-07-01 14:14 x
丁寧でわかりやすいご返答 誠に有難うございました。
は はァ~、コレクターズ クラブ なんてものがあるんですか、アメリカに住みたいですね…。
Commented by KEITEN29 at 2012-07-08 23:31 x
こうして見ると、大戦当時の古い軍用車両も、取っても味わい深くて素敵ですね~!
ハズブロ製品ということで、緻密過ぎず大味にもなり過ぎず、
適度なプレイ・バリューもあってちょうど良いですね~!
現在住んでいる我が家に、おもちゃ用の納戸にできる部屋が取れたら、
こういうアイテムにも手を伸ばせるんですけど…
この商品には、フィギュアは同梱じゃなかったんですね~!
ご丁寧に、ドイツ語仕様のペーパー・クラフトが付いているのも、
芸細でイイですね~!
私もベーシック・フィギュアに付属するクレートに愛着が湧いてしまって、捨てずに取ってあります。
Commented by joefig at 2012-07-10 00:05
>KEITEN29 さん
そうそう。このビークル、劇中の車両にかなり似ているとはいえ、ほどよくトイジーな要素もあるところがいいんです。
あんまりガチでリアル過ぎると、ほかのビークルよりも浮いちゃうんですよね~。
収納の問題はコレクターの永遠のテーマですね。予算以上に、どこへ置くかが問題です。そこらへんがどうにかならない限り、空母とかは買えません……。

クレートは楽しいですよね! joefigも愛着が沸いてきました。
by joefig | 2012-06-28 21:10 | ビークル | Trackback | Comments(10)