レネゲイズ/ロウ&オーダー
Yo Joe! の分類ではロウv6 に相当。
このフィギュアも、kEITEN29 さんが運営されている HP「micro-toys マイクロトイズ」 のFOR SALE を利用させていただいて手に入れたものです。
パッケージの絵柄がアニメ風だったことからレネゲイズ版として分類しましたが、実際には 『G.I.ジョー:レネゲイズ』 に登場したときのスタイルではありません。
造型的にはロウv1 (1987年) のリメイクととらえてよさそうですが、地味なカラーリングはv2 (1991年) の雰囲気に近いようです。
ARAH時代のロウ&オーダーは、アニメ 『G.I.ジョー劇場版』 ではルテナント・ファルコン、ジンクス、チャックルス、トンネル・ラット、ビッグ・ロブと共に 「ローハイド」 と呼ばれる新兵集団の一人として登場していました。
ビーチヘッドによる訓練の一環で、ロウは訓練施設の村のどこかに仕掛けられた爆発物の発見と処理を命じられるのですが、こんな訓練を命じたくせに犬のオーダーが爆弾をくわえてきて慌てるビーチヘッドのアホさと、終始余裕のロウの能天気さが際立つ場面となっていました。
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アニメ 『G.I.ジョー:レネゲイズ』 では第8話 Busted に登場。声はコリー・バートン。
逃走に使用する軍用トラックのコヨーテが故障してしまい、デュークたちは修理できる業者を見つけるのですが、そこは盗難車を解体して売買している工場でした。
すでに目をつけていた警察が踏み込んできたとき、逃げ切れずにデュークが逮捕され、一味の一人と誤解されたまま刑務所に入れられてしまいます。
その刑務所では、実は悪徳看守たちが賭けの対象として囚人たちを戦わせていたのですが、新人で真面目な護衛官のラヴィーン巡査だけはデュークたちに協力することになりました。
このラヴィーン巡査と彼の連れているジャーマン・シェパードが、ARAHのロウ&オーダーに相当します。
また囚人たちの地下闘技場は the Arena of Sport と呼ばれていますが、これはサンボウ版アニメ 『地上最強のエキスパートチームG.I.ジョー』 の第2話「魔宮からの脱出」や第12話「ワシントンの危機」に登場した、デュークやスネーク-アイズが戦わされたコブラの闘技場と同じ名称です。
joefig はこのアニメをちゃんと観ていないので、細かい部分では上記に間違いがあるかもしれませんのでご了承ください。まあ、大体こんなストーリーだろうということで。
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I.D.カード(意訳)
コードネーム:ロウ&オーダー 警察犬(K-9)部隊
氏名:クリストファー・M・ラヴィーン
階級:巡査 出身地:テキサス州ヒューストン
主要兵器:ジャーマン・シェパード警備犬
戦闘装備:タクティカル・ヘルメット、フェイス・シールド、トンファー、ドッグ・リーシュ、ショットガン、ピストル、ハンドカフ(手錠)、エレクトロ・ショック・ウエポン、無線機、フラッシュライト
ロウは犬のパートナーのオーダーと共に刑務所護衛官として働く。刑務所では新人のロウは、正直かつ公正である。彼は、囚人同士を違法に檻の中で戦わせている腐敗した看守や護衛官たちに加わることを拒絶する。デュークが盗難車解体工場の一味と誤解されて逮捕されたとき、ロウとオーダーはレネゲイズたち遭遇する。
素体。
ヘッドは新規造型。
トルソー、ウエストはRoCのホークv4 (2009年) から。
腿、膝はPoC のスネーク・アイズv54 (デザート・バトル2.0) (2011年) から。
脛から下はレネゲイズのデューク (2011年) から。
腕部は新規造型。
付属品を全て取り去ると、かなりプレーンな状態の造型となっています。
バストアップ。
アニメでは新人の刑務所護衛官でしたが、フィギュアでは中年のベテランという顔つきです。
付属品。
ディスプレイ・スタンドのほか、
ボディー・アーマー、MP用タクティカル・ヘルメット、フェイス・シールド、警察犬オーダー(ジャーマン・シェパード)は新規造型。
ニー・パッド×2、ワルサーP22、サプレッサーはPoCのスネーク-アイズv54 (デザート・バトル2.0) から。
コルト・アナコンダは25th のクロック・マスターv3 から。
ベネリM3 ショーティー、IMI マイクロ・ガリル (ガリルMAR) も新規造型。
トンファー、ハンドカフはレネゲイズのコブラ・トルーパーv18 から。
警察犬オーダーと。
ジャーマン・シェパードのオーダー。
アーマー・プレートとアモー・ポーチを装着した姿です。
首の部分はボールジョイントで可動します。ただ、可動の範囲はあまり大きくありません。
ドッグ・リーシュは頭のほうと一体になっています。
PoCのロウに付属したオーダー、スネーク-アイズのティンバー、ナイト・アダーのロットワイラー犬と。
ワルサーP22を構えて。
本体とサプレッサーに分割して右腿のホルスターに収納できますが、銃本体はきちんとフィットせずにすぐ落ちてしまいます。
ボディー・アーマーを装着して、レネゲイズのリップコード、トンネル・ラットと。
サイドから。
ボディー・アーマーの背面には POLICE の文字が描かれています。
背面下部のスカート状のアーマー・プレートにある穴にはハンドカフをぶら下げておけます。
右側面は、腿のホルスターにワルサーP22、ボディー・アーマーのホルスターにはコルト・アナコンダを携行しています。
ボディー・アーマーの右胸にある無線機は別パーツですが接着されていて外すことはできません。
コルト・アナコンダを構えて。
ボディー・アーマーにあるホルスターに収納できますが、これもフィットしていません。
ベネリM3 ショーティーを構えて。
ベネリM3 スーペル90 のショート・バージョンのショットガンで、ピストル・グリップ、フォア・グリップ、ストックなどを装着してタクティカルな仕様となっています。
MP (ミリタリー・ポリス) 用のヘルメットを被り、トンファーを手にしてパトロールに出発!
ヘルメットにはフェイス・シールドを装着できます。
IMI マイクロ・ガリルを手にして。
シールドは上にずらした状態で装着することもできます。
不良少女を逮捕! ヤクでもやっているのか、えらく老け込んでいます。
ヘッドとボディー・アーマーを、PoC のコブラ・ショック・トルーパーに装着してみました。
ヘルメットはデザート・フォックスに付属したものです。
SWAT 隊員をイメージしてみたのですが、上腕のポケットにはコブラのインシグニアが見えてしまいます。
ボディー・アーマーもスナップボタンがきちんと留められませんでした。
以上、ロウ&オーダーでした。
肩や腕のあたりが貧弱に見えてちょっと頼りない部分はありますが、主要キャラクターではないのでさほど気になりません。全体の雰囲気は良好です。味のある渋い脇役ですね。
シュア-ファイアとかショックブラストのようなSWAT系・警察系のキャラクターを30thでもぜひ出して欲しいです。
さて、次回は動物の世界の予定です。それでは!
おまけ劇場
「ザ・ライズ・オブ・ザ・リビング・デッド」
オーダー 「グルルル……」
ロウ 「ん? どうしたオーダー、何かあったのか?」
オーダー 「ウウ~~~ッ、ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
ガサッ……ズル……ズルズル……
ロウ 「! そこに誰かいるのか!? ……おい、返事をしろ!」
ゾンビ 「ウウ~……ウウウ~……」
ロウ 「よしっ、オーダー、行けっ!」
オーダー 「ワンワンワンワンッ!」 ダダッ!
オーダー 「ガルルルル……」 ガシッ!
ゾンビ 「…ウ…ウゴォ……」
オーダー 「キャンッ!」
ロウ 「むっ! いかん、オーダー、戻れっ! 何か様子がおかしいぞっ!」 ジャキッ!
オーダー 「キュイ~~~ン!」 タッタッタッタッタッ!
バンッ!
ドサッ
バンッ! バンッ! タッタッタッタッ……
バンッ!
ロウ 「ふう……一体なんなんだ、こいつらは……?」 ジリ、ジリ、ジリ……
オーダー 「クゥン、クゥ~~ン……」
ザシャッ……
ロウ 「うっ!」
ロウ 「……地獄から来たのか?」
おしまい。
ただなんとなく作ってみました。