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The Pit

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ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。

マーベル/『G.I. ジョー:ARAH!』 第124号~第134号ダイジェスト

 マーベル・コミックス 『G.I. ジョー:リアル・アメリカン・ヒーロー!』 "G.I.Joe: A Real American Hero ! " のダイジェストの続きです。
 今回は第124号 (1992年5月)~第134号 (1993年3月) までです。
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 トップ画像はIDWが復刻した 『G.I.ジョー・クラシック・トレード・ペーパーバック』 第13巻 (2011年11月) の表紙です。




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 エコ・ウォーリアーズやD.E.F. などが活躍するエピソードは、トイの発売に合わせて無理矢理彼らを登場させたもので、原作者ラリー・ハマは乗り気でなかったようです。

 本来のG.I. ジョー・チームはポロヴィアのエピソードやピットⅢへの襲撃などで活躍するものの、ストーリーの主流はニンジャ同士の対決です。

 第126号でファイアーフライがアラシカゲ一族と関係があったことが判明しますが、この設定はあまり盛り上がらずに終わってしまいました。
 それにしても、過去に因縁があったというプロットになるとスネーク-アイズやアラシカゲ絡みの話が多すぎますね。

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d0164702_169462.jpg第124号 「トリプティック!」 Triptych ! (1992年5月)
──ブローカ・ビーチで麻薬を売りさばくヘッドマンに対し、G.I. ジョーのドラッグ・エリミネーション・フォース (D.E.F.) が出動した。
 メキシコ湾では、フリントが率いるエコ-ウォリアーズがセスプールの拠点であるトキソ-ラブ (毒物研究所) を襲撃する。
 そしてトランス-カルパチアでは、スネーク-アイズたちニンジャ・フォースが、コブラのスライスやダイス、そしてレッド・ニンジャたちと戦っていた──。
特記事項
・ トリプティックは 「 (宗教画などの)3枚続きの絵画 」 のこと。 同時進行する3つの戦いがページ上で並列し、それぞれのコマは独自の枠線で区別されています。
・ D.E.F. のバレット-プルーフ、ブローカ・ビーチの住民 (コブラの一員) のアイクとマイクが初登場。
・ D.E.F. がブローカ・ビーチに出動したのはフレッド65号の妻が麻薬汚染を知らせたためです。
・ フレッド65号の妻は夫の敵を討つために彼のアサルトライフルを手にヘッドマンに立ち向かうものの、射殺されてしまいました。
・ ヘッドマンたちはD.E.F. をファンハウスに誘い込みます。
・ セスプールとの戦いで、フリントとクリーン-スイープは捕まってしまいます。


d0164702_1691973.jpg第125号 「ディプティック!」 Diptych ! (1992年6月)
──D.E.F. とヘッドマンたちの戦い、そしてエコ-ウォリアーズとセスプールたちの戦いが続く──。
特記事項
・ ディプティックは 「2枚続きの絵画」 の意。 前号のニンジャの戦いのパートは次号に持ち越され、残る2つの戦いに決着がつきます。
・ D.E.F. のメンバーはヘッドマンたちとの戦いでブローカ・ビーチの何人かの民間人の協力を得ますが、彼らは皆コブラの人員で、G.I. ジョーはそうとは知らずにコブラと共闘したのでした。
・ フレッド65号の息子のショーン (フレッド・ジュニア) は、射殺された母の遺体からアサルトライフルを取り上げますが、復讐のために立ち上がったかと思いきや、それを麻薬と交換するために別の町に向かうのでした。
・ ヘッドマンはブローカ・ビーチから脱出します。
・ セスプールは捕えたフリントの前で自分の素性を語ります。
 かつての彼は生命保険をかけた労働者たちを違法で有害な労働環境に従事させていた巨大企業のC.E.O. で、政府の調査が入った際、有毒廃棄物を秘密裏に処理しようとして誤ってバルブを破裂させ、脳を毒素に侵されたのでした。
・ エコ-ウォリアーズのオゾンは、弁護士を連れてトキソ-ラブに戻ってきました。 この弁護士はセスプールの財産を凍結させ、さらに法的手段をとると脅してフリントたちを解放させます。


d0164702_169399.jpg第126号 「ファイアーフライ!」 Firefly ! (1992年7月)
──トランス-カルパチアでのニンジャたちの戦い。 レッド・ニンジャたちのリーダーであるレッド・マスターはその真の正体を明かすが、実は彼はファイアーフライが変装した姿だった。
 ファイアーフライは自分の素性とアラシカゲ一族との関わりを語る──。
特記事項
・ 正体を現したファイアーフライが新コスチュームになります。
・ ファイアーフライがレッド・マスターを名乗っていたことに怒ったダイスとスライスは彼を攻撃しますが、ファイアーフライはアラシカゲの忍術を使って彼らを倒します。
・ かつてファイアーフライはアラシカゲ一族のもとで 「フェイスレス・マスター」 と呼ばれたニンジャでした。 自分の顔を見ないよう他人に暗示をかけ、写真を撮られる際にはわざとピンボケになるようにしていたのです。
・ さらにファイアーフライが自らの生い立ちを説明。 彼の父は、1940年代にフランス領インドシナのプランテーション経営者で抗日ゲリラでした。 彼はあるとき日本の青年士官の命を救ったのですが、その士官は甲賀忍者の総帥の息子でした。 ファイアーフライの父がベトミンに殺害された後、甲賀忍者一族はファイアーフライを養子にして忍者の修業を施したとのことです。
※この号で判明したファイアーフライの生い立ちについて、以前の記事で間違ったことを記載してしまいました (甲賀忍者の総帥の息子と書いてしまいました)。 該当の記事は後で修正しておきます。
・ 甲賀忍者一族のもとで、ファイアーフライは完全に全ての忍者のスタイルを会得した初の外国人となりました。 そして刀鍛冶のオニハシの工房とのつながりを通じて、アラシカゲ一族への出入りが許されるようになり、アラシカゲの秘術を学んだのでした。 しかし、その後彼はコブラ・コマンダーに身も心も売り渡してしまいました。
・ 第99号において、コブラ・アイランドで貨物船アーブコ・スターに閉じ込められた件については、放棄されていたB.A.T. を使って脱出し、その際、後に遺体が確認される際に備えてサーペントールの遺体に自分の服を着せていたそうです。 ──joefig はサマリーしか読んでいないのでよくわからないのですが、コブラ内戦でザルタンに射られて死亡したサーペントールの遺体は、マインドベンダーが保存していたはずが第90号でデストロの手に渡っていたことが判明していたはずです。


d0164702_1695321.jpg第127号 「兄貴分と共に!」 Playing with the Big Boys ! (1992年8月)
──ニュージャージー州の電話交換局がコブラ・コマンダーによって盗聴・監視されていることが判明。 それにより、マンハッタンのビルに収納されているラピッド・パルス・エレクトロン・ビーム (RPEB) のコントロールが奪われるおそれがあった。
 一方、G.I. ジョーのドラッグ・エリミネーション・フォース (D.E.F.、麻薬撲滅部隊) がブローカ・ビーチに向かって出動する──。
特記事項
・ デューク、ストーカー、ワイルド・ビルが新コスチュームになりました。
・ 第86号に登場した元祖G.I. ジョーとG.I. ジェーンが再登場。
・ コブラ・コマンダーがRPEB を乗っ取って使用しますが、その目的はブローカ・ビーチに麻薬を出荷しようとしていたヘッドマンの船の破壊でした。



d0164702_16101418.jpg第128号 「変化の風」 Winds of Change (1992年9月)
──ファイアーフライはニンジャ・フォースやコブラのニンジャたちを洗脳することに成功する。
 ホークとレディー・ジェイはトランス-カルパチアのデストロ城で戦ったG.I. ジョーの支援のためにボロヴィアにいたが、民族対立により勃発した暴動に巻き込まれてしまい、ホークは撃たれてしまう──。
特記事項
・ ファイアーフライはある取り引きのためにコブラ・コマンダーと接触しようとします。
・ マグダとホワイト・クラウンが再登場。 マグダはボロヴィアの大統領となっています (第108号参照)。
・ ホロヴィアは下ボロヴィア (低地ボロヴィア) 分離主義者戦線と呼ばれる反乱勢力とボロヴィア秘密警察との間で内戦状態に陥っていました。
・ 撃たれたホークとレディー・ジェイは、マグダとホワイト・クラウンの助けを借りることになります。




d0164702_16103310.jpg第129号 「孤立」 Standoff (1992年10月)
──負傷したホークとレディー・ジェイは、ホワイト・クラウンとマグダの助けを借りて窮地を脱する。
 コブラ・アイランドでは、ファイアーフライがやってきて250万ドルでG.I. ジョーの本部 (ピットⅢ) の位置の情報を売ると持ちかけるが、コブラ・コマンダーは情報を手に入れるやファイアーフライを貨物船に閉じ込めてしまった──。
特記事項
・ ボロヴィアで治安警察に追われるホークたちはサッカー場に逃げ込みますが、ホークは衛星監視によってその地下に金塊が埋められていたことを知っており、掘り出した金塊で治安警察を買収しました。
・ ファイアーフライはボーイング747 でコブラ・アイランドにやってきます。 コブラがスキャンするとこの機にはファイアーフライ以外の生命反応はありませんでしたが、実は中には 「眠れるフェニックス」 の術で仮死状態となったニンジャたちが潜んでいました。
・ コブラ・コマンダーはピットⅢの攻撃に出動します。
・ ユタ州のピットⅢでは、スピリットが何かがやってくることを感知します。


d0164702_16104872.jpg第130号 「旋律と対旋律」 Point and Counterpoint (1992年11月)
──コブラは新型レーダー回避装置を駆使してG.I. ジョー本部ピットⅢに攻撃を仕掛ける。
 その頃、コブラ・アイランドではニンジャたちが活性化してファイアーフライを救出していた──。
特記事項
・ タイトルには 「論点と反論」 の意味もありますが、音楽用語のほうで解釈してみました。
・ G.I. ジョーのキャプテン・グリッド-アイアン、ヘビー・デューティー、フリーフォール、アップドラフトと、ビークルのリタリエーターが初登場。
・ コブラのレーザー-ヴァイパー、B.A.T. v2 が初登場。
・ G.I. ジョーのグラント、バーベキュー、ガン-ホー、コブラのイールズが新コスチュームになりました。
・ セスプールとザラーナが守るコブラ・アイランドでは、洗脳されたニンジャたちが活性化します。 ニンジャ・フォースは貨物船に閉じ込められていたファイアーフライを救出し、スライスとダイスはB.A.T. を作動させます。


d0164702_13065645.jpg第131号 「ラスト・スタンド」 Last Stand (1992年12月)
──コブラは多数の新型B.A.T. を投入してピットへの攻撃を続ける。
  コブラ・アイランドでは、実は洗脳を回避していたスネーク-アイズが 「アラシカゲ・マインド・セット」 の術を使ってストーム・シャドウやニンジャ・フォースの洗脳を解いていた──。
特記事項 
・ ピットのG.I. ジョーたちはなんとかコブラの撃退に成功します。
・ スネーク-アイズによって洗脳から解放されたストーム・シャドウやニンジャ・フォースたちは、ファイアーフライをザラーナとセスプールの元へ残してコブラ・アイランドを脱出しました。
・ まだ洗脳されていたダイスとスライスの助けで形勢逆転したファイアーフライは、ザラーナとセスプールを人質にします。
・ ピット襲撃から退却したコブラ・コマンダーは、レーダー回避装置の有効性が確認できたことなど、首尾はまずまずだったと満足してコブラ・アイランドに帰還します。
・ ファイアーフライはコブラ・アイランドと人質 (ザラーナとセスプール) を盾に、またもコブラ・コマンダーに取り引きを持ちかけますが、コマンダーはもうコブラ・アイランドにさほど興味がなくなっている様子です。



d0164702_13071157.jpg第132号 「不気味な物音」 Bump in the Night (1993年1月)
──スネーク-アイズやデューク、ロードブロック、レディー・ジェイたちからなるG.I. ジョーの小部隊がコブラ・アイランドに降下する。 待ち構えていたのは特殊なB.A.T. だった──。
特記事項
・ 再調整が施された2体のB.A.T. が登場。 全身クロームで 『ターミネーター』 風です。
・ ロードブロックが新コスチュームになりました。
・ ファントムX-19 のパイロットとしてゴーストライダーが登場しますが、ここでも彼の名前は出ません。
・ ファイアーフライの味方としてレッド・ニンジャの一団が登場しますが、ボーイング747 (第129号参照) に仮死状態で何人も乗せていたのでしょうか。





d0164702_13071404.jpg第133号 「銃火の偵察」 Recon by Fire (1993年2月)
──コブラ・アイランドに侵入したG.I. ジョー・チーム。 デュークたちが戦う間に、スネーク-アイズは単独で “コブラ・シタデル” に向かう──。
特記事項
・ デュークはファイアーフライがコブラと対立していることに気づきます。
・ コブラ・アイランドの中心部 “コブラ・シタデル ” を占拠するファイアーフライは、レッド・ニンジャたちと共に床下に隠れてスネーク-アイズを待ち伏せしますが、見破られました。
・ スライスとダイス、B.A.T. はデュークたちの攻撃に向かいます。
・ ファイアーフライはレッド・ニンジャたちと人間ピラミッドのような 「スコーピオン・フォーメーション」 を組みます。 これはアラシカゲの秘術の一つだそうです。




d0164702_13071698.jpg第134号 「シタデルでの打倒」 Throwdown in the Citadel (1993年3月)
──スネーク-アイズはファイアーフライの恐るべき 「スコーピオン・フォーメーション」 を破る。
 シタデルに突入したデュークたちはB.A.T. の製造工場を発見するが、スライスとダイスは出来上がったばかりのB.A.T. を作動させてデュークたちを攻撃させる──。
特記事項
・ スコーピオン・フォーメーションを破られたものの、ファイアーフライとレッド・ニンジャたちはスネーク-アイズを追い詰めます。
・ ここで、何を思ったのかファイアーフライはスネーク-アイズとの戦いの様子をシタデル中のTV モニターに映し出します。
・ するとスネーク-アイズは 「アラシカゲ・マインド・セット」 の術を使ってモニター越しにスライスとダイスの洗脳を解いてしまいました。
・ 洗脳を解かれたスライスとダイスはB.A.T. を停止させた後、ファイアーフライに仕返しに向かいます。 スネーク-アイズはファイアーフライの処置をスライスたちに任せるかのように置き去りにしました。
・ 次号でファイアーフライが逃走したことが判明しますが、ファイアーフライが登場したのはマーベル版ではこの第134号が最後です。

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 以上、第124号~第134号でした。
 ファイアーフライの過去の話は無理にこじつけたような設定ですね。
 いつも誰かにいいように操られているレッド・ニンジャたちもアラシカゲのはしくれにしては間抜けな気がします。

 さて、次回もまたコミックの記事を続けたいと思います。 それでは!

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by joefig | 2014-07-30 20:47 | コミック | Trackback | Comments(0)
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