RoC/エア・アサルト・グライダー(アーバン・カモ)
のちに同じRoCラインからアークティック・スレットのテーマでも発売されているので、区別するためアーバン・カモとしておきます。
3.75インチG.I.ジョーでエア・アサルトという名称が最初に使われたトイはドレッドノック・エア・アサルト(1986年)ですが、中身はコブラ F.A.N.G.のリペイントのドレッドノック・エア・アサルト・ジャイロ・コプターと、スカイ・ホークのリペイントであるドレッドノック・エア・アサルトVTOLコプターのセットでした。
今回紹介する機体の原型が初登場したのはスパイ・トループスのエア・アサルト(2003年)で、付属フィギュアはバレル・ロールv1、コブラに偽装した機体(ラプター-ヴァイパーのものを拿捕した機体)という設定でした。
その後、VvV ラインからは、オペレーション:アバランチ(2004年)のセットに2機、またバレル・ロールv2 付属の茶系のエア・アサルト(2004年)、サンド・ヴァイパーv5 付属の青いエア・アサルト(2005年)がリリースされています。
今回のものではコブラの機体に偽装できるパーツ、機銃の内側にあった弾帯のパーツが省かれ、ペグの径が変更されています。
RoC 末期にはエア・アサルト・グライダー(アークティック・スレット)(2010年)としてキャプテン・エースv3 付属でもリリースされました。
付属フィギュアのグランド・スラムv6 と。
上下から。
機体上部、黒い機銃の内側あたりに、左右で位置の違うジョイント穴がありますが、これはコブラの機体に偽装するためのパーツを装着するためのものでした。
前後から。
真横から。
シール。
斜め前方から。
カモフラージュ・パターンはライズ・オブ・コブラ(RoC)のフィギュアで多用されていたアーバン・カモと同系統のものです。
固定武装は、まず機体前方中央部にガトリング・ガンがあります。回転するようなギミックは特にありません。
それから主翼の付け根の上方に機銃のモールドがあり、黒く塗装されています。
機体下部には取り外し可能な大型ミサイルを2基懸架しています。
グランド・スラムv6 のファイルカードに記載されている JPMS-3 エアリアル・タクティカル・ミサイル・システムというのはこれを指しているものと思われます。
そして、翼端には小型ミサイルが左右に2基ずつ。こちらは翼と一体で造型されていて取り外すことは出来ません。
パーツ構成はこんな感じになっています。
ハンドル・バーも取り外せます。
フィギュアに装着させてみました。
ここまでの形状はモード#1 のグライダー形態です。
主翼とミサイルの取り付け位置を交換すると、モード#2 のアサルト・パック形態となります。
説明書ではハンドル・バーを装着して記載されていましたが、パッケージ裏の写真では取り外してあったので、joefig は後者に習うことにします。
RoC のスカイ・スウィーパー・ジェットに付属したエア・レイドをバレル・ロールに見立てた俺ジョーと。
これはjoefig が以前から一度やってみたかった組み合わせなのでした。
以上、エア・アサルト・グライダーでした。
気がついたときには市場から消えていたのですが、micro-toys マイクロトイズさんにお世話になって手に入れることが出来ました。
RoCラインの多くのフィギュアと共通のカモフラージュ・パターンが気に入っています。
さて、次回はエア-ヴァイパー・コマンドーの予定です。それでは!
おまけ劇場
今回の扉の画像は、パソコン画面の前で流し撮りして作りました。
多少の加工はしていますが、合成の必要がないのでお手軽です。
簡単なので、別の画像も作ってみました。
──エア・アサルト・グライダー。火力と機動性、軽量さとを兼ね備えた強襲用小型機であるが、充分に乗りこなすためには高度な訓練が必須であり、エキスパートが揃うG.I.ジョー・チームにあっても、この機体の運用はごく一握りのメンバーのみにしか許されていないとも言われている──。
ホーク 「むっ、いかん! うぉ、うおおおお~~~~~っ!! 」 ギュイ~~~~~ン!
スポッ
ホーク 「あっ、しまっ…………」 ヒュ~~~ン……
おしまい。