レゾリュート/アレイ-ヴァイパー
Yo Joe! の分類ではアレイ-ヴァイパーv12 にあたります。
アレイ-ヴァイパーはARAHから1989年に登場して以来、数度にわたってリリースされています。
25thではディフェンス・オブ・コブラ・アイランド (7パック) (2009年) の1体として、アレイヴァイパーv1 (1989年) をリメイクしたアレイ-ヴァイパーv11 がリリースされています。
またPoC でもアレイ-ヴァイパーv13 (2010年) がリリースされています。
今回のアレイ-ヴァイパーは、おそらくレゾリュートの世界観におけるヴァイパーという位置付けでしょう。
ファイルカード(意訳)
コブラ襲撃兵 コードネーム:アレイ-ヴァイパー
コブラ・アレイ・ヴァイパーはボディー・アーマー、暗視装置、スパイ道具、多数の兵器を装備した都市部襲撃のスペシャリストである。その訓練プログラムを終了するためには、重装備のボディー・アーマーの上からマシンガンの一斉掃射を受け、完全武装で30フィートの高さからコンクリートの上に飛び降り、ガスで満たされた100mの通路をガスマスクなしで走りきって生き残らなければならない。世界征服の最新の計画に欠かすことのできないミサイル格納庫の警備に、コブラ・コマンダーは他の誰を行かせるだろうか? 暗く、腐敗した基地は彼らの得意とするところである。彼らは影、通路、構造物を利用する術を知っている。
「おれたちがやって来るのを見たとき、貴様には3つの選択肢がある。逃げるか、戦うか、降伏するかだ。逃げれば狩る。戦うなら叩き潰す。降伏するのなら、生まれてきたことを後悔させてやる」
素体。
ヘッドは新規造型。
ボディーはレゾリュート版コブラ・トルーパー(2009年)から。
腕部はレゾリュート版コミック2パックのストーム・シャドウ(2009年)から。
ヘッドはRoCのアイス-ヴァイパー(2009年)やナイト・アダーのヘッドに近いデザインですが、かなり小さめで、ヘルメット装着を前提としているようです。PoCのアレイ-ヴァイパーv13 も同じヘッドです。
バストアップ。
ストーム・シャドウの防具だった肩や前腕のアーマーは、カラーリングでかなり印象が変わりました。
付属品。
ディスプレイ・スタンド、ボディー・アーマー、ヘルメット、ゴーグル、ショットガン、アサルト・ライフル。
銃はコブラ・トルーパーのものとまったく同じです。
ディスプレイ・スタンドの文字は、これまでの25thやレゾリュート版のようなコード・ネーム○○という表記ではなくなりました。
レゾリュート版コブラ・トルーパー、今回のセットに含まれるコブラ・コマンダーと並べて。
トルーパーとはカラーリングが結構違っています。
立て膝。
ボディー・アーマーが干渉しない向きにすれば問題なく決まります。
ヘルメットは、トルーパーの場合と比べるとややゆるい感じで、カチッとしたフィット感に欠けます。
アサルト・ライフルの両手持ちはどうにかできるという感じです。腕がちょっと短いようです。
ショットガンの両手持ちは、ちょっとズラしただけで右手からすぐに外れてしまいます。
ゴーグルを装着。
これまでのヴァイパーは、フェイス・シールドをしているのにゴーグルも装着しているという意味不明な格好でしたが、このアレイ-ヴァイパーはちゃんとゴーグルが機能します。
なお、今回はバックパック類は付属せず、ボディー・アーマーの腰の後ろにポーチがモールドされているのみです。
さて、今回はトルーパーを使って流用や組み換えをしてみました。
まずはシンプルに、ゴーグルをトルーパーに装着。
ちょっときついですが、ヘルメットの上に装着できました。目元への装着はきつそうです。
ヘッドとヘルメットをトルーパーのボティーに装着。
このほうが本来のヴァイパーには近い気がします。
上記とは反対に、アレイ-ヴァイパーのボディーにトルーパーのヘッドとヘルメットを装着。
これも十分アリだと思います。
ヘルメットは元のまま、中身のヘッドだけを交換。
トルーパーは強そうになりました。
アレイ-ヴァイパーのヘルメットは、トルーパーのヘッドにはきついです。何度もやっていると髪の塗装が剥げるかもしれません。
続いて、ベストだけを交換。まずはアレイ-ヴァイパーのほうです。
カラーリング的に、ちょっとベストが浮いてしまう感じです。
こちらはトルーパー。違和感ありません。
以上、アレイ-ヴァイパーでした。なかなかいい出来です。ヘッドが小さいのも、ヘルメットをしていれば気になりません。ザコ兵なので、ぜひシングルパックでも出して欲しいですね。