RoC/ファイアーフライ
素性は不明。爆発物のスペシャリスであり、航空機パイロット、戦術、格闘技にも長けた破壊工作員です。
前回のベンチ-プレスは流用の傑作でしたが、今回のファイアーフライも、全て流用ながら非常に素晴らしい出来です。
ファイルカード(意訳)
MICナンバー:1902-FF ファイアーフライ
ファイアーフライは爆破、先進航空機パイロット、卓越した戦術、格闘技、妨害及び破壊の専門家といった多くの能力でコブラのために働く。彼は自分の才能を言葉ではなく結果として示すことを好み、自身について明かすのはわずかなことのみである。
指定兵器:M.A.R.S.(マーズ)インダストリーズD57-B極限環境仕様エレクトロマグネティック・ライフル
素体。
ヘッドはレゾリュートのコミック2パックのストーム・シャドウ(トレーニング)(2009年)のリペイント。
ボディーはレゾリュートのコブラ・トルーパー(2009年)から。
ベストも外せるはずですが、かなりタイトに装着されているため、常温で取り外すのは難しいでしょう。管理人joefigは、面倒なので外しませんでした。
バストアップ。
塗装はいい感じです。かなりの男前に見えます。
付属品。
もともと付属品が多い傾向にあるファイアーフライですが、今回の小物の充実ぶりは特に凄いです。
左上から、ディスプレイ・スタンド、FGM-148ジャベリン、レッグ・ループ式ハーネス、バックパック、ショルダー・バッグ、マガジン×2、デムロXF-7 ワスプ、ゴーグル、ガソリン缶、サバイバル・ナイフ、マルチ・プライヤー、プラスチック爆弾、マグライト。
このほか、ジャベリン用の赤いミサイルがあったはずなのですが、紛失してしまいました。
ハーネスはベストと共に25thのサージャント・エアボーンの流用。バックパックは25thのコミック2パックのルテナント・ファルコンに付属していたもの。その他の小物のほとんどは、過去のファイアーフライに付属していたものです。
ハーネスを装着しなくても特に支障はありません。ただ、腰回りがスリムすぎるように見えます。
ハーネスを装着すると、素体のプロポーションをごまかしてくれます。
ハーネスには安全環付きカラビナもモールドされていますから、せっかくなのでラペリング(懸垂下降)を試してみました。
もう少し格好良く決まるかと思っていたのですが、実際にやってみたらうまくバランスがとれませんでした。カラビナにも負荷がかかるので、あまりやらないほうがよさそうです。
立て膝。
ファイアーフライに関しては、各種工作を行う場面での立て膝の姿勢がぜひとも欲しいところです。25thのファイアーフライは可動が乏しかったのですが、今回のものは可能でした。ハーネスはそれほど干渉しませんでした。
写真はバックパックからプラスチック爆弾とマルチ・プライヤーを取り出したところです。
マルチ・プライヤーはレザーマン・ツールを大きくしたような物でしょう。片側にはプライヤーが、もう片側からは小型のブレードが展開しています。
マグライトとガソリン缶を手に、爆発物を仕掛ける場所を物色中。
ガソリン缶はかなり小さいサイズで、取っ手を持つことはできませんでした。
ショルダー・バッグとバックパック。
ショルダー・バッグには、片側のスリットに予備マガジンかマルチ・プライヤーが収納できます。
バックパックには、キャンティーン(水筒)とラペリング用ロープがモールドされており、上部の蓋が開きます。
中にはガソリン缶と、プラスチック爆弾またはマグライト+マルチ・プライヤーが収納できます。さらに、サイドにはサバイバル・ナイフがマウントできます。
グリーンのレンズのゴーグルを装着した姿には、バイザー姿のスネーク・アイズにも通じる格好良さがあります。
色合いからは、普通のゴーグルというよりも、ナイト・ビジョンのような装置が付いたハイテク装備のようにも思えます。
サバイバル・ナイフを構えて。
結構大型のナイフです。
アサルト・ライフルを構えて。
モデルはデムロXF-7 ワスプ。
R.H.I.N.O.(ライノ)付属のランページにも、これと色違いのライフルが付属していました。
マガジン交換。
アサルト・ライフルはマガジンが脱着でき、予備のマガジンもあります。
後姿。
バックパックやショルダー・バッグを装備する姿には、なかなかのボリュームがあります。
ミサイル・ランチャーを構えて。
モデルはFGM-148ジャベリン。
ややサイズが大きすぎますが、RoCのいつものデタラメな大型ミサイル・ランチャーよりはずっとマシです。
付属したミサイルのノッチの形状が他のRoCのものと異なっていたので、旧シリーズからの流用と思われます。
25thのファイアーフライ、RoCのストーム・シャドウ(ニンジャ・マーセナリー)と比較。
この中では最も小柄で、特に25hのファイアーフライとは身長が全然違って見えますが、よく見ると、両者の体格の違いは足首のサイズに負うところが大きいことがわかります。足首を他のフィギュアのものと交換すれば簡単に身長を高くすることができるでしょう。
レゾリュート版コブラ・トルーパーと並べて。
今回のファイアーフライでちょっとだけ不満があるとしたら、トルーパーと同じボディーということです。
このボディーを流用しているおかげで格好良くなってもいるわけですが、コブラ側一般兵のスタイルと同じでは、一匹狼の傭兵という雰囲気は若干損なわれてしまうような気がします。
もっとも、ボバ・フェットとクローン・トルーパーの関係と同じように、ファイアーフライの装備をマーズ・インダストリーズがコブラ・トルーパー用に量産した、なんて解釈してみたら面白いかもしれません。
コブラ・トルーパーのヘッドをRoCのショックブラストのものに交換したものと比較。
ファイアーフライの助手となったトルーパー、という雰囲気です。
組み換えをちょっとだけ。
コブラ・トルーパーのヘッドを装着してみました。
コブラの破壊工作チームといったところでしょうか。
25thのファイアーフライの装備を装着。バックパック、スミス&ウェッソンM76、ウォーキー・トーキー(無線機)です。
彼ほどのプロフェッショナルであれば、活動内容に応じて各種装備を選択していることでしょう。
必要とあらば、どんな装備も調達してくるはずです。
以上、ファイアーフライでした。組み換えだけで、25thのファイアーフライよりも数段魅力ある姿に仕上がっていると思います。このフル装備的な雰囲気は、RoCの中でも群を抜く格好良さなのではないでしょうか。