ブログトップ

The Pit

joefig.exblog.jp

ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。

資料/G.I.ジョー以前のアメリカ兵に対する俗称

 以前、「G.I.ジョーの起源」 と題して、アメリカ兵の俗称としての 「G.I.ジョー」 について記事にしてみましたが、今回はそれ以前のアメリカ兵の俗称についての記事です。
d0164702_5225037.jpg
 上の画像はマサチューセッツ州レキシントンにあるミニットマン (ジョン・パーカー) の像。



-------------------------------------------------------------------------------------

 アクション・フィギュアの代名詞ともなった 「G.I.ジョー」 が、本来は第二次世界大戦期に広まったアメリカ兵に対する俗称であったことは有名な話ですが、そのG.I.ジョーを発売するハズブロ社が、1999年と2000年に 「G.I.ジョー」 以前に存在したアメリカ兵の俗称までG.I.ジョーのフィギュアにしていたことがありました。

-------------------------------------------------------------------------------------
アメリカ独立戦争期 (1775年~1783年)


ミニットマン  Minuteman
 アメリカ独立戦争当時の民兵。アメリカ独立戦争当時からの民兵組織で、その由来は、招集されたら1分(minute)で駆けつけるから、ミニットマンと呼ばれるようになった。(日本版ウィキペディアの記事より)
G.I. ジョー・トイ:

d0164702_13444923.jpgアメリカン・レボリューション ミニットマン (1999年)/インターネット限定
 American Revolution Minuteman  (#81564)
→ 詳細は 「アメリカ独立戦争」 の記事を参照。















-------------------------------------------------------------------------------------
アメリカ南北戦争期 (1861年~1865年)


ビリー・ヤンク (ヤンクス)  Billy Yank (Yanks) 
 南北戦争の際のアメリカを擬人化したもので、北軍の兵士がこう呼ばれた。
 Yank はYankee の略。 北部。 連邦軍。
G.I. ジョー・トイ:

d0164702_15322470.jpgユニオン・ソルジャー ビリー・ヤンク アーミー・オブ・ポトマック 1864 (2000年)/ハズブロ・コレクターズ、インターネット限定 
 Union Soldier Billy Yank Army of Potomac 1864  (#57723)
→ 詳細は 「アメリカ南北戦争」 の記事を参照。












ジョニー・レブ (レブズ)  Johnny Reb (Rebs)
 南北戦争の際のアメリカを擬人化したもので、南部のために戦った兵士がこう呼ばれた。
 Reb は Rebell の略。 北部 (連邦) から脱退した南部の連合国軍。
 Jonny はそれ以前にアメリカの擬人化として用いられていた 「ブラザー・ジョナサン」 から。
G.I. ジョー・トイ:

d0164702_15441327.jpgコンフェデレート・ソルジャー ジョニー・レブ アーミー・オブ・ノーザン・バージニア 1864  (2000年) /ハズブロ・コレクターズ、インターネット限定
 Confederate Soldier Johnny Reb Army of Northern Virginia 1864  (#57724)
→ 詳細は 「アメリカ南北戦争」 の記事を参照。













-------------------------------------------------------------------------------------
第一次世界大戦期 (1914年~1918年)


ドウボーイ (ダウボーイ)  Doughboy
 第一次世界大戦頃までに用いられたアメリカ兵の俗称。
 dough は 「パン生地」 の意で、米墨戦争 (1846~48年) 時に、乾燥地帯を行軍していた米軍歩兵の顔が白い粉塵にまみれ、パン生地のように見えた事が由来。 
 ドウボーイは、特にアメリカ遠征軍 (American Expeditionary Forces; AEF) の歩兵を指した。
G.I. ジョー・トイ:

d0164702_13405044.jpgワールド・ウォーI ドウボーイ (2000年)/エコー・アソートメント
 World War I Doughboy  (#81572)
 第一次大戦期のアメリカ兵、通称 “ ドウボーイ ”。 説明文では第82空挺師団 “ オール・アメリカン ” に言及。
d0164702_13274287.jpg
素体:
付属品:
   ブラウニング M1917 マシンガン    トライポッド

   スプリングフィールド・ライフル
   ガス・マスク    ガス・マスク用バッグ
   アモー・ベルト    レッグ・ラップ
   その他

説明文:
ワールド・ウォーⅠ ドウボーイ
 1914年、第一次世界大戦が開始した時点では、アメリカはあまり効果的で効率的な戦争マシーンではなかった。 しかし1917年4月6日に紛争に参戦した時から1918年11月11日の休戦の日まで、アメリカは陸軍を20万の兵員から400万に拡張し──苦闘する同盟国軍にとって効果的に流れを変えた。 19ヶ月間のうちに、アメリカ陸軍は自らがより優れた軍事国、世界中の自由の鍵を握る防護者の一つであることを証明したが、その成功は “ ドウボーイズ ”と 呼ばれる兵士たちの決意にかかっていた。 彼らの愛称の起源については議論の歴史がある。 ある説では、メキシコ戦争における泥や日干し煉瓦の粉塵にまみれた兵士にちなむとする一方、別の説では、南北戦争における北軍兵士の制服のボタンに由来する俗称だと主張する。 起源がどうあれ、この名前は闘志と決意と共に──第一次世界大戦で戦った我らがアメリカの兵士たちの支配的な資質と同義語となった。
 アメリカ製のスプリングフィールド小銃がドウボーイの標準装備で、ヨーロッパに到着した他の同盟国の間でも野戦装備の主流として広く支給された。 こうした支給品の中には軽量 M2 ガスマスクやイギリスのスモール・ボックス・レスピレーター (高濃度のガスやより毒性の高いガス用) も含まれていた。 機関銃が最初に主役として登場したのも第一次世界大戦で、ドウボーイたちはフランスに到着して初めてそれを経験した。 最初に到着した師団は、軽機関銃としてフランス製のショーシャ銃を、重機関銃にはフランス製、またはイギリス製のホッチキスを支給された。 しかし1917年7月以降に到着した兵員たちには、ブラウニング自動小銃とブラウニング M1917 機関銃が支給された。 戦闘のためにドウボーイたちが武装することは、全ての同名国軍にとって憂うべきところもあったが、彼らはアメリカ人が大義に加わったという事実の真価を認め、そして戦争においてドウボーイたちの存在が勝利に欠かせないものであることが証明された。
 前線では、ドウボーイたちとその同盟国は、これまでのどの戦争よりも技術的で──先進的な兵器を配備され、自由に使えた。 塹壕戦は残酷かつ危険であった; ドウボーイたちと他の同盟国の兵士たちは絶え間ない機関銃の弾幕、迫撃砲射、地雷、爆弾にさらされた──こうした武器のどれもがこれほど広範に使われたのははじめてのことだった。 空からの戦争はますます重要となっていった。
 水浸しの塹壕のおかげで、病気と感染は日々の悩みとなった。 ほとんどの兵士は体をシラミにたかられ、トレンチフットと呼ばれる状態は継続的な脅威となった。 勇敢なアメリカ歩兵の50近い師団はこうした苦闘を耐え抜き、流れは連合国に有利なものへと変わった。 第82師団は、その青と赤のパッチと、合衆国の全ての州からの兵士を含むことから “ オール・アメリカン ” と呼ばれることで注目される。 第82師団の “ オール・アメリカン ” は、連合軍の勝利に欠かせない増援の力、活気、希望を提供するために各アメリカ兵全員に命じられた個々の努力の立場を象徴したものだ。 数ヶ月間で、アメリカ陸軍のドウボーイたちは全世界に、彼らはいかなる挑戦にも集合して立ち上がり──そして完全に成功したことを証明した。






ドウボーイ (2000年)/バトル・ギア (2000年)/バトル・ギア
 Doughboy  (#57611/57081)  カードの記載は2000年。
 フィギュアは付属せず。
 エコー・アソートメントのワールド・ウォーⅠドウボーイの補完アイテム。
再販:
 同年にWWⅠドウボーイとしてリパッケージ。
内容:
   キャンペーン・ハット    オーバーシーズ・キャップ
   ショーシャ 1915 軽機関銃+スタンド
   11A1 破片手榴弾×3個
   ナイフ    シース
   トレンチ・ペリスコープ
   ピジョン・キャリア・ケージ    キャリア・ピジョン (伝書鳩)
   プレート    パン・トップ    スプーン    フォーク
   ブレッド・カン    ベーコン・カン    コンディメント・カン
説明文:
 アイテム名称の説明のみ。


WWⅠドウボーイ (2000年)/バトル・ギア
 WWI Doughboy  (#57611/57081)  カードの記載は2000年。
 上記のリパッケージ。
説明文:
 アイテム名称の説明のみ。











-------------------------------------------------------------------------------------


 独立戦争期や南北戦争期、第1次大戦期のG.I.ジョーは上記のほかにも発売されたことがありますが、G.I.ジョー以前の俗称がG.I.ジョー・ブランドで発売されるというメタな感じが面白く、思わず記事にしてしまいました。
 アメリカを擬人化したものとしては 「ブラザー・ジョナサン」 や 「アンクル・サム」 なども知られていますが、ハズブロとしては 「アメリカ兵」 という点に絞ったのでしょうね。

 12インチは本来joefig の守備範囲ではないのですが、「アドベンチャー・チーム」 など3.75インチの世界観に絡んでくるものもあるので、これからも時折12インチの話題も記事にしていくつもりです。

 さて、次回はトニー・スタークの予定です。 それでは!


[PR]
by joefig | 2013-11-11 23:00 | 資料 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://joefig.exblog.jp/tb/19908929
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。