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The Pit

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ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。

資料/G.I.ジョー・トレイン

前回に引き続いてまた列車の話題です。

画像はG.I.ジョー30周年サルート・トレーディング・カード (1994年) のNo. 67 のもの。
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今回の記事の情報は、アメリカのサイト PlayskoolExpress.com の中にあったBeyond P.E.という記事を大いに参考にしています。
PlayskoolExpress.com さん、無断引用ごめんなさい。

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1994年、G.I.ジョーは30周年を迎えていました。
そして30周年を記念する様々なアイテムの中に、トレーディング・カードがありました。

カードの図柄はARAH のフィギュアやビークルのパッケージアート、コミックのイラスト、12インチのG.I.ジョーの写真などとなっていたのですが、その中に混じっていくつかのトイのプロトタイプの写真もあり、そのひとつが今回のTOP画像にある 「G.I.ジョー・トレイン」 です。

該当するNo.67 のカードの裏には、以下のようなことが記載されていたようです。

1950年代と60年代に発売されていたライオネルやアメリカン・フライヤーの軍用列車のトイにインスパイアされたG.I.ジョー・ミリタリー・トレインは、子供たちがG.I.ジョーで遊ぶための新しいプレイパターンを提供するために製作された。 他のG..I.ジョー・フィギュアやアクセサリーとの実際の互換性をもたせるため、トレインのスケールはほぼLCG サイズとされた。 コスト負担を抑えるべく、線路、モーター、シャシー・コンポーネントにはプレイスクールの金型の流用が図られたものの、それでもその値段はトレインを1991年の生産から脱線させるのに十分なほど高価だった。

文中にあるプレイスクールPlayskool というのは低年齢層向けのトイを扱うハズブロの子会社です。
同社からは 「エクスプレス」 という電動列車のトイラインが発売されていました。

エクスプレス/スーパー・エクスプレス (1989年)
エクスプレスの大型プレイセット。 これもPlayskoolExpress.com からの画像です (クリックで拡大)。
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エクスプレス・シリーズは短命に終わったようで、PlayskoolExpress.com によると、どうも1988年・1989年と1992年にしか発売されなかったようです。


トレーディング・カードのG.I.ジョー・トレインについては、その後目立った情報もないままだったのが、2009年になって新たな展開がありました。

2009年にミズーリ州カンザスシティーで開催されたG.I.ジョー・コンベンションにおいて、スペシャル・ゲストの一人としてG.I.ジョー・トレインをデザインしたグレッグ・ベルンソン Greg Berndtson 氏が出席しました。

ベルンソン氏は80年代~90年代にかけてG.I.ジョーの重要なビークルをデザインした人物で、モーラー・タンク、トマホーク・ヘリコプダー、U.S.S.フラッグなどを手がけています。

コンベンションのプログラムの一つ 「G.I.ジョー・リアル・アメリカン・ヒーロー──君が見たことも聞いたこともない物」 の中で、ベルンソン氏はいくつかの未公開の試作品のパネルをプレゼンテーションしました。
その中に、G.I.ジョー・トレインの画像もあったのです。

しかもその画像には、トレーディング・カードには写っていなかったタンク車 (タンカー) もありました。

トレインの試作品には、プレスクールのスーパー・エクスプレスやアクセサリー・ロコモーティブ、1992年のエクスプレス・トラック、G.I.ジョー・ビークルのパーツ、ニュー・ブライト社のトレイン・セットの部品などが数多く使われていたとのことです。


翌2010年、ロードアイランド州プロビデンスで開催されたG.I.ジョー・コンベンションの後、ベルンソン氏は前会のコンベンションで紹介されていた他のアイテムと共に、トレインの試作品をe-bay でオークションにかけました。

以下がその際の画像と思われます。
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機関車。
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こちらがおそらく原型となったプレイスクール・エクスプレスのバッテリー駆動機関車の画像。
モデルはEMD F9 と呼ばれるディーゼル機関車ではないかと思います。
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武装した車両。
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長物車 (フラット・カー) と大型の自走榴弾砲。 長物車に積載して列車砲になります。
自走榴弾砲の砲塔部分はG.I.ジョーの大型ビークル、サンダークラップ (1989年) の“アナイアナレーター”・キャノンの流用。
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タンク車に偽装したミサイル・キャノン。
2009年のコンベンションで初公開されたものです。
キャノン部分はヘッドクォーターズ (1992年) のラピッド・ファイアー・キャノンからの流用でしょう。
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車掌車 (カブース)。 小型ビークルが収納されています。
小型ビークルはローリング・サンダー (1988年) に付属した6輪A.T.S.V.(オール・テレーン・スカウト・ビークル) の流用。
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このe-bay のオークションの後、G.I.ジョー・トレインは個人のコレクターの手に渡り、その後は公開されていないようです。

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以上、playskoolexpress の記事を元に、G.I.ジョー・トレインについてでした。
名ばかりのG.I.ジョー・アイテムではなく、ちゃんと3.75インチと絡めるのが面白いですね。
もしも発売されていたら、プレイスクールのエクスプレスのアクセサリーの流用などでG.I.ジョー・ワールドが拡張できる要素があったかもしれません。 いろいろ妄想すると楽しいです。

さて、次回は何にするか未定です。 それでは!
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by joefig | 2013-04-27 21:50 | 資料 | Trackback | Comments(0)
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