ブログトップ

The Pit

joefig.exblog.jp

ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。

RoC/スノー・サーペント

 RoC の北米トイザらス限定スノー・サーペント (2009年) です。
d0164702_3534894.jpg

 Yo Joe! の分類ではスノー・サーペントv10 にあたります。



-------------------------------------------------------------------------------------

 初代は1985年。 これは日本でも  「E-19 コブラ極地兵 スノーサーペント」  として発売される予定がありながら、結局実現しませんでした。
 25th では初代がスノー・サーペントv8 (2008年) としてリメイクされました。 これについては遊慈さんが記事を書かれておられます(こちらの記事です)。
 また、エクストリーム・コンディション・アークティック・アサルト・スクワッド (7パック)(2008年) の中でも、v8 と同色のv9a とv9b がリリースされています。こちらに関してもやはり遊慈さんが記事を書かれておられます (こちらの記事です)。

 今回のものはRoC 版で、同じRoC からリリースされていたアイス・ヴァイパーv3 (2009年) と同系統の迷彩が施され、全体的に暗めのトーンのカラーリングとなっています。
 ただし、映画にはスノー・サーペントは登場していません。 劇中の描写では、北極基地を警備していたのはエリート-ヴァイパーでした。
d0164702_1092423.jpg

 旧版のファイルカードなどからすると、スノー・サーペントはコブラのエリート部隊である水中工作員イールズの中から選抜された極地兵で、階級的にはスノー・サーペント・コマンダー (2007年)、スノー・サーペント・オフィサー (v1/2008年、v2/2010年) という上官が存在します。このうち、スノー・サーペント・コマンダーの一人はアメリカ出身のモンロー・B・エガヴァスという個人名が判明しています (2007年)。
 スノー・サーペントのうち、機械化歩兵部隊はアイス-ヴァイパー (v1/1987年、v2/2007年、v3/2009年) と呼ばれます。 アイス-ヴァイパーの一人はアメリカ出身のチャールズ・L・メータルという個人名が判明しています (2007年)。
 また、プレイグ・トルーパーズの一人であるバヨネット (2006年) はスノー・サーペント出身です。
 そのほか、スノー・ウルフ(v1/2004年、v2/2005年)やアークティックH.I.S.S.ドライバー (2009年) はスノー・サーペントと装備が共通している部分が多いようですが、コブラの兵科としては別物です。

-------------------------------------------------------------------------------------

I.D. カード (意訳)

MICナンバー:8848-ST  スノー・サーペント
 スノー・サーペント・トルーパーはコブラの極地戦闘のスペシャリストである。 彼らはその忍耐力と体力により選抜され、地球上で最も厳しい北極の状況下でも最大の効率で活動できるだけの訓練と調整を受けている。
 指定兵器:M.A.R.S. インダストリーズ D57-B 極限環境仕様エレクトロマグネティック・ライフル


素体。
 25th のスノー・サーペントv8 のカラバリ。
 詳しく書くと、ヘッド、下腕、脛から下はスノー・サーペントv8 の新規造型分。
 トルソー、ウエスト、上腕、腿は25th のスネーク・アイズv35 (アークティック・トルーパー、2008年)から。
 フル・ボディー・ハーネスは別パーツですが、脚部を分解しないと外すことはできません。
d0164702_10111255.jpg

バストアップ。
 防寒用のフェイス・マスクを着用しています。
 ゴーグルはクリアー・ブルーの成型色の別パーツが接着されています。可動こそしませんが、芸が細かくていいですね。
 フル・ボディー・ハーネスは造型から見る限りでは空挺用の装備のようです。前面にはランバー・バッグのような感じでパラシュート・コンテナがあります。これも別パーツが接着されたものです。
d0164702_10113753.jpg

付属品。
 スタンド、大型ミサイル・ランチャー、ミサイル、バックパック (※サバイバル・パック)、ファー・ライニング、軽迫撃砲 (※対戦車 EK99 ミサイル)、軽迫撃砲のスタンド、パルス・ライフル、スノーシュー×2、アイス・アックス (※ペツル・シャルレ・ノミック)。
d0164702_10115397.jpg

 RoC 版では大型ミサイル・ランチャー (RoC ヴァイパー・コマンドから) やパルス・ライフル (RoC アイス-ヴァイパーから)、アイス・アックス (RoC スネーク・アイズv46 から) が加わりました。それ以外は25th スノー・サーペントv8 からの流用です。 なお、スノーシューと軽迫撃砲は初代のものを改修して採用されているようです。

 RoC のスネーク・アイズv46 (アークティック・アサルト)と。
 ジャンプスーツ型の防寒着のスノー・サーペントのほうが可動は良好です。
d0164702_10123256.jpg

 PoC のコブラ・ヴァイパー(ヴァイパーv27 )、25th のコブラ・イールv4 と。
 スノー・サーペントはヴァイパー (あるいはトルーパー) からイールを経て選抜されます。
d0164702_10125486.jpg

 今回のRoC 版スノー・サーペントはカラーリングがダークなトーンなので、PoC のヴァイパーと並べても雰囲気が合う気がします。
d0164702_10131358.jpg

 背面。
 バックパックには軽迫撃砲が装着できます。
 v1 のパッケージによるとこれらはサバイバル・パックと対戦車 EK99 ミサイルという名称です。
 個人装備はかなり重そうですが、v5 (2002年) のファイルカードによると、スノー・サーペントになるためにはブリザードの中でのHALO (ヘイロー、高高度降下低高度開傘) 降下、100ポンド (約46kg) の荷物を背負って50マイル (約80km) のスキー・クロスカントリー、戦闘距離においてポップアップ・ターゲット (練習用の起き上がる標的) への命中率95%、冷たい水中を50ポンド (約23kg) の弾薬を背負って100mスイムという課題を達成しなければならず、エリート部隊であるイールズもこの過酷な訓練でおよそ半数が脱落するようです。
d0164702_1013403.jpg

 これほど過酷な訓練をこなしてまでイールズから極地兵に志願する動機はよくわかりませんが、もしかしたら彼らの最大の望みは南極基地に配属されることなのかもしれません。
 サンボウ版のアニメの第1シーズン第29話“Viper is comming”(邦題「暗号名:バイパー」)には南極にあるコブラの基地が登場しましたが、快適そうな待機室が備わっており、案外福利厚生が行き届いているようです。
d0164702_174561.jpg

 大型サウナ施設の内部のようなまったりした空間がなんとも言えません。短パン姿になってもヘルメットとマスクは外さないのがコブラ流カジュアルです。
 くつろいでいるのはいずれもトルーパーばかりのように見えますが、このあとG.I.ジョーが攻めてきたときは外で多数のスノー・サーペントが戦っていたので、基地内ではトルーパーもスノー・サーペントも同じ格好で過ごしているのではないかと思われます。

 なお、猛者ぞろいのスノー・サーペントですが、前述したv5 のファイルカードには彼らのダメな点も書かれていました。天気が良くて暖かい日はだらけてしまいがちのようです。それから、火炎放射器のような兵器が苦手で、スノー・サーペントたちの娯楽室ではG.I.ジョーのブロートーチの写真がダートの的になっているそうです。


 パルス・ライフルを構えて。
 カモフラージュのために白いライフル・ラップが施されているのがいい感じです。
 I.D. カードによればこれはM.A.R.S. インダストリーズ D57-B 極限環境用エレクトロマグネティック・ライフルという名称ですが、RoC ラインのI.D. カードにある武器の記載はあまりアテにはできません。 同型の銃が付属するRoC のアイス-ヴァイパーのファイルカードには D57-A 極限環境用タクティカル・ライフルの名が記載されており、一方で D57-B という名称はRoC のファイアーフライのファイルカードにも記載がありますが、実際にファイアーフライに付属していたのは実銃であるデムロ XF-7 ワスプでした。
d0164702_1014076.jpg

 パルス・ライフルの造型自体は、画像では下段にあるRoCのネオ-ヴァイパーの付属品をモディファイしたものです。 ジョイント穴も残っているのでネオ-ヴァイパーのバックパックに装着可能です。
 なお、ネオ-ヴァイパーのファイルカードに記載されている名称は D-57A でした。 RoC アイス-ヴァイパーの銃とは名称がマッチするので、この型のパルス・ライフルの形式番号は D-57A であると考えることができるかもしれません。
d0164702_10142137.jpg

 横から見たところ。
 ヘッドは耳のあたりにコブラのインシグニアがあります。
 防寒着はボリュームのあるファーが襟元だけでなく肩まで、さらには前腕部も覆っていますが、これらは単なる防寒ではなく見た目の上の威嚇効果を狙ったものなのでしょう。体格を実際以上に大きく見せ、どことなく北米インディアンの伝承にあるサスカッチや同じく北米のUMAであるビッグフットを連想させる外観です。
d0164702_10144412.jpg

 軽迫撃砲 (対戦車EK99 ミサイル)。
 砲弾はシリンダーと一体になっているため取り外すことはできません。スタンドは可動します。
 初代のファイルカードによると、軽迫撃砲を携えたスノー・サーペント部隊をパラシュート降下させて戦うというのがコブラの極地戦闘の基本戦術のようです。 おそらく極地では配置や補給の都合上、大規模な機動部隊の運用が難しいためと思われます。
d0164702_1015372.jpg

 スノーシューを装着。
 初代のコマンド・ファイルによれば、スノー・サーペントはスノーシューだけでなくスキーやシー・カヤックなどの訓練も受けています。
d0164702_10152434.jpg

 アイス・アックスも持たせてみました。
 モデルはペツル・シャルレ社のノミック。
d0164702_10165719.jpg

 きっとアイス・アックスは武器としても使われるような気がします。
d0164702_10172596.jpg

d0164702_1017464.jpg

 以上、スノー・サーペントでした。
 落ち着いたトーンのカラーリングが気に入ってしまいました。活躍の場面は限られてしまいますが、なかなかの出来だと思います。

 さて、次回はテレ-ヴァイパーの予定です。それでは!
[PR]
by joefig | 2011-05-26 21:16 | フィギュア | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://joefig.exblog.jp/tb/13632065
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by NOR at 2011-05-28 00:19 x
イイっすよね~、スノー・サーペント。
元のデザインが秀逸だし、見事にリメイクされた25th以降のコイツらも文句無くカッコいいです。バリアントが多数出てるのも頷けますな。
私はオリジナル版を狙ってたんですけど付属品は多いし白成形色なので日焼けが多くてキレイなのは高いんですよ(泣)

スノー・サーペントといえばやっぱ「コードネーム・ヴァイパー」ですね。
一生観られないと思ってたんですけど、まさかネットでゴニョゴニョできる時代が来るとは・・・
某動画サイトに上がってる日本語版は話数こそ少ないんですけど、幻の放送やコマンダーの名セリフがカバーされている回など、シリーズを代表するエピが抜け目無くチョイスされていて唸らされます。
でもできれば全話観たいんだけど(笑)

劇場版でもチョイ出してましたね。直前の山中の戦闘シーンでは影も形も無かったのに、雪山に逃げ込むと突然出てくるという(笑)
Commented by joefig at 2011-05-28 20:22
>NORさん
なるほど、確かに古いものになると、欠品とかだけじゃなくて経年劣化・変色といった問題もありますね~。白いのは顕著ですよね。

アニメは、日本で放送されたものは吹き替えも込みでひとつの作品ですから、やはり日本語で確認したいですよね。「コードネーム・ヴァイパー」はjoefigもたぶんその動画サイトで見ました。ありがたいことですねー!