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The Pit

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ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。

DW版コミック/『トランスフォーマーズ:G.I.ジョー』 第1号「戦線」

 いつものごとく唐突ながら、今回はドリームウェーブ・プロダクションズ発行の " Transformers: G.I.Joe " #1 The Line (2003年9月) について記事を書きたいと思います。
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──舞台は1939年。 コブラと名乗る軍団が遺跡の下に眠っていた巨大ロボットを復活させた。 これに対し、アメリカは G.I. ジョー・チームを結成する。 彼らは2つのチームに分かれてコブラの要塞を強襲するが、そのとき、スネーク-アイズの前に宿敵ストームシャドウが立ちはだかった──。



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DW 版コミック 『トランスフォーマーズ:G.I.ジョー』 概要


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 ドリームウェーブ・プロダクションズは多数の 『トランスフォーマーズ』 コミック・ブック・シリーズで最もよく知られるカナダのアート・デザイン・スタジオであり、コミック・ブック出版社でした。
 詳しくは日本語版ウィキペディア 「ドリームウェーヴ・プロダクションズ」 の記事を参照。
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 『トランスフォーマーズ:G.I.ジョー』 は、舞台を第二次世界大戦前夜に置き換えた異色作なのですが、joefig はジャエ・リーのアートが気に入っています。
 実物は持っておらず、ストーリーもよくわからないのですが、とりあえず1号と2号だけ記事にしてみることにします。
 記載に誤りがあるかもしれませんのでご容赦を。

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主要登場人物


 G.I. ジョー・チーム
   ビーチ・ヘッド    フリント    デューク    グラント    ホーク    レディー・ジェイ
   レザーネック    ロードブロック    スカーレット    ストーカー    スネーク-アイズ
 オートボット
   オプティマス・プライム
 コブラ
   バロネス、コブラ・コマンダー    デストロ    メジャー・ブラッド    ストームシャドウ
 ディセプティコン
   レーザービーク    メガトロン    サウンドウェーブ    スタースクリーム

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詳細


 1938年冬、フェラ諸島 (※フェロー諸島がモデル)。
 セバスチャン・ブラッド少佐率いる分隊が無防備の町を襲撃する。
 彼らは礼拝所に至り、ブラッドはコブラ・コマンダーが究極の兵器と信じるもの──像の中で奇妙な輝きを放つ物体──を発見する。
 ブラッドは何も感じなかったが、それに触れた途端、建物が崩れ始める。
 それは地震かと思われたが──。

声  「柔らかき者よ……この惑星ではそれが生命体の支配的な形なのか?」
メジャー・ブラッド  「……し、し、支配的?」
声  「這いずり回るのを止めておれの質問に答えるのだ、虫ケラよ!」
メジャー・ブラッド  「わ、わかった……」
声  「お前やお前の仲間は無慈悲か? 破壊者か?」
メジャー・ブラッド  「我々はコブラに仕えている!」
声  「そしてお前は力を捜し求めているのか? ならば来い……」
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声  「お前は力を見つけたのだ。 究極の力を」

声 (=メガトロン)  「お前はディセプティコンを目覚めさせたのだ」
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 1939年夏、バージニア州アーリントン。
 ロレンゾ・ウィルキンソン軍曹が呼び出しを受ける。
 フリントという男がピットと呼ばれる何かに彼を歓迎し、彼とほかの者──G.I. ジョーに説明するために将軍がホールの下で待っていると告げる。


 ウィルキンソンの次にやって来たのは異様な気配を漂わせる男。
フリント  「名前は?」
 彼は1組のダイスをフリントに投げつける。
フリント  「スネーク-アイズだと?」
 1のゾロ目 ( “ スネーク-アイズ ” ) のダイス。
 デスク上には 「コードネーム:スネーク-アイズ」 と書かれた書類が。
フリント  「今度おれに向かってダイスを投げてみろ、次はそいつを食らうはめになると思えよ」
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フリント  「書類を受け取れ。 それと……」
 スネーク-アイズの姿はすでにない。
フリント  「いいだろう。 将軍も言っている……奴が人間で、我々の味方であるならば構わんさ」


 直後のブリーフィング。
 将軍は新たなチームに対し、ここ2年間、アメリカが憂慮してきたヨーロッパ及び環太平洋地域における出来事について語る。
 全ては悪い方向へと向かっていた──12名の諜報員からなるチームが西ヨーロッパに派遣されたが、戻ったのはわずか2名だけだった。
 その戻ってきた2人──レディー・ジェイとスカーレットが説明を引き継ぐ。
 彼女らは各地の写真を示す。 有名なマジノ線は荒廃し、パリが侵略され、ローマが征服されていた。
 そしてこの征服者は、コブラをそのシンボルとしていた。
 将軍は全員に告げる。 G.I. ジョーの任務は、二度目の世界大戦が起こる前にコブラの牙を折ることなのだと。

 そのとき、スネーク-アイズが天井の辺りに何かがいることに気付く。
 それはハゲタカのような姿をしていた。
 デュークが銃を抜くが、レーザーの反撃を受けて銃を真っ二つにされ、その怪生物には逃げ去られてしまう。


 24時間後。
 フェラ島にあるコブラの本拠地・テラードロームにレーザービークが帰還し、アメリカが攻撃計画を進めていることをサウンドウェーブに報告する。
 デストロはフェラ島とテラードロームの防衛のためにヨーロッパの戦力を引き揚げるべきだと提言するが、コブラ・コマンダーはコブラの本拠地がここにあることを知る者はいないとたしなめる。

コブラ・コマンダー  「そして万一、あの英雄どもが我々を見つけたとしても、奴らには死が待っている……死だ! 違うかね、スタースクリーム?」
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スタースクリーム  「英雄とは死すべき運命にあるのだ、コブラ・コマンダー。 英雄と愚者は」



 スコットランド、シェトランド諸島のサムバーグ・イギリス空軍 (RAF) 基地。
 G.I. ジョー・チームが夜間降下の準備を進めている。
 兵士たちは、ろくに情報も支援も輸送手段もなく、火力や装甲が全くないことに不平をこぼしていた。
 スカーレットはある地図を彼らに示す。
 それはフェラ諸島のもので、そこには2つのシンボル──ひとつはコブラで、ひとつは不明のもの──が記されていた。
 それが何であれ、彼らはまさしくそこへ向かおうとしているのだ。


 間もなく、G.I. ジョーは降下地点へと向かう機上にあった。 そこへ、イギリスへと向かう3機の飛行物体──メガトロン、スタースクリーム、サウンドウェーブが現れる。
 3体のディセプティコンは、空軍機をいなしてロンドンの征服を準備する。


 6時間後。フェラ島に降下した G.I. ジョー・チーム。
 狙撃手の攻撃を受けながら、デュークは自分たちがチームとして機能するためには時間が足りなかったことを危惧する。
 2名のジョーが倒れ、スネーク-アイズは狙撃手が何者であるかを知る──それはスネーク-アイズを 「兄弟」 と呼ぶ男、ストームシャドウであった。

 顔面に毒を吹き付けられるスネーク-アイズ。
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 G.I. ジョー・チームは遺跡のある地へと後退し、デュークは多くの兵が傷ついたことを嘆く。
 この廃墟となった遺跡の中で、デュークは予期せぬもの──巨大な金属製の頭部を発見する……。

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 以上、DW 版コミック 『トランスフォーマーズ:G.I.ジョー』 第1号でした。
 次回は第2号の予定です。 それでは!


by joefig | 2015-09-21 22:11 | コミック

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