ブログトップ

The Pit

joefig.exblog.jp

ハズブロ社の 「G.I. ジョー」 に関するランダムな記事のブログです。

日本版ARAH/プレイカード① G-01 - G-03

実家の物置を整理中に、1986年のタカラによる日本展開時のプレイカードを発見しました。
今でもときおり未開封のものがオークションに出てくるぐらいなので、それほど貴重ではありませんが、初めて目にされるという方もいらっしゃるかもしれませんので、資料ということで掲載してみます。
d0164702_20431884.jpg

まずはG-01からG-03。画像はクリックで拡大します。



昔からパクリの多いG.I.ジョーですが、アニメ版の邦題『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』というのも、日テレ系で放映された米TVドラマの邦題『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』(日本放映1977-1978年)や『地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル』(日本放映1977-1982年)のノリをパクったものでしょう。

さて、本題ですが、日本版G.I.ジョーのファイルカードは、プレイカードまたはプレイングカードと呼称されていました。
フィギュア、ビークル共に、G.I.ジョー・チームはG-××、コブラはE-××(Eはエネミーの略)の通し番号が振られています。

記述内容はそれぞれ本国版のファイルカードにほぼ沿った内容ですが、シリアル・ナンバーや階級、使用火器といった細かいデータは省略され、またG.I.ジョーはアメリカ軍の特殊部隊ではなく国際的なチームであるという日本オリジナル設定のため、出身地は世界各国からに変更されています。

以下、テキストに起こしてみました。


G-01  グラント  チームリーダー
本名:コンラッド・S・ホウサー  特技:語学・チームリーダー  出身地:アメリカ合衆国

グラントは、フランス語やドイツ語を自在に話せるのはもちろんのこと、 中国語や東南アジアの方言まで修得した語学の天才である。空軍学校をNo.1の成績で卒業、その後の活躍は空軍史に残る輝かしい記録ばかりである。そのうえ指導力も素晴らしく、何度も将校への昇格辞令を受けるが、 「部下のために命をかけて責任をとる立派な人間が将校にふさわしい。そんな人間は稀だ。自分はまだ現場にいたい。」と叫んで拒否、GIジョーチームに入った。決断力、行動力にすぐれ、個性がぶつかり合うチームをひとつにまとめたのは彼だ。


フィギュアは本国版のデュークv1(1983年)に相当しますが、日本版は下腕のパーツに違いがあるためバリエーション扱いとされています。
本名コンラッド・S・ハウザー。ミズーリ州セントルイス出身。フォートベニング陸軍空挺学校や陸軍特別語学学校を卒業しているので空軍所属ではありません。
本国版のファイルカードには、1967年軍に入隊、1968年南ベトナム奥地で従軍、1971年に昇進を拒否、など年代が明記されていました。


G-02  フリント  サブリーダー
本名:タシェル・R・フェアボーン  特技:戦略家、ヘリコプターパイロット  出身地:イギリス

フリントは英文学の博士号をもつ変り種である。学者の道にある日突然興味をなくしチームに合流した。学校ではすべて主席を通した彼は、優秀な戦略家でもある。行動は大胆、しかも計画的。かつてコブラ基地からの人質救出戦では多大な功績をあげた。救出された者の証言では、 「コブラの要塞で絶望状態にあった我々が見たのは、すさまじい戦いのあとドアが破られ、たちこめる煙の中から真先にあらわれたのはフリントだった。戦いの影を見せない素晴らしい笑顔で、彼はこともなげに言った “さあみんな、家へ帰ろうぜ”。」


本国版のフリントv1(1985年)に相当。本名ダシール・R・フェアボーン。カンザス州ウィチタ出身ですが、イギリスのライセンス商品「アクション・フォース」では日本版同様にイギリスのリンカーン出身とされていました。このイギリス版における本名はデイヴィッド・R・フェアボーンです。
当ブログでは25thでリメイクされたうちのフリントv14 のレビュー記事があります(こちらです)。

G-03  スネークアイ  秘密工作隊員
本名:秘密  特技:格闘技教官  出身地:秘密

スネークアイは、幻の秘伝格闘技を学ぶために、その時所属していた東南アジアの偵察隊をやめ、日本の忍者軍団に入り修行を積んだ。12種におよぶ格闘技の有段者であり、刃物を使わせたならおそろしい程の力を発揮する。彼がチームにスカウトされた時は、ペットである狼のティンバーとともに孤独な生活を送っていた。GIジョーチームの中でも一目おかれるワザとパワーを持っているが、狼のティンバーを唯一の友とする心やさしい孤独な面ももっている。本名などは全て秘密であるが、一部には日系人らしいというウワサもある。


本国版のスネーク・アイズv2(1985年)に相当。日系人ではありません。
当ブログにレビュー記事があります(こちらです)。


次回はプレイカード② G-04 - G-06です。それでは!
[PR]
by joefig | 2011-03-21 20:45 | 資料 | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://joefig.exblog.jp/tb/13188763
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by カメレオン at 2011-03-22 12:43 x
ロウライトの記事見てて思ったのですがコブラパラトルーパーお譲りしましょうか?

ちなみにレビューは遊慈さんがされてますよ
http://nekonekopa.exblog.jp/9981856/
Commented by joefig at 2011-03-22 19:19
>カメレオンさん
おっ! カメレオンさんは、現在入手可能なシングルカードのG.I.ジョー・フィギュア(またはそれ相応のトイ)の中で何か欲しいものはありませんか? joefigがかわりに購入してそれと交換するというのはいかがでしょう。
Commented by カメレオン at 2011-03-22 19:46 x
こちらは何もいりませんよ!
遊んでくださるのならそれだけで十分です
ただライフルのスタンドがみつからないんですよね
Commented by joefig at 2011-03-22 23:30
>カメレオンさん
いやいや、そういうわけにはいきませんよ!
さて、ではどうしようかな……。カメレオンさんのブログにお邪魔しますので、そこで相談させてください。それでは!
Commented by NOR at 2011-03-26 16:17 x
joefigさんの記事にあった当時の日本版カタログ資料に
「情報収集も戦いの大きなポイントだ」
という一文がありましたが、これはひょっとして当時のアメリカの宣材に
Knowing is half the battle.
の文があって、その和訳だったんじゃないかと思いました。

アメリカでジョー人気が爆発した大きな魅力の一つには、ハマ師匠筆による各キャラの凝った設定があり、「キャラクターの経歴を集め、知る」のが、ジョーの楽しみ方の一つだったことは間違いが無いですね。
Commented by joefig at 2011-03-27 11:59
>NORさん
自分で記事を書いておいてまったく気がついてませんでした!

日本語の諺「先んずれば人を制す」に対応する英語の慣用句のひとつに"The first blow is half the battle" というのがあったので、joefigは"Knowing..."を諺や警句っぽく「知るは戦いを制す」と訳してみたのですが、こうなってくると、今回ご指摘いただいた宣材の文句や、実写映画における「情報収集も戦いだ」あたりが、このフレーズの日本語訳として限りなくオフィシャルに近いということですかねー。

あのファイルカードって、日本で言うなら「○○県××市出身」のような、ご当地キャラ的な楽しみもあったでしょうね。そういったことも含め、いろいろなニュアンスが日本人である我々にはあまり伝わりにくいというのも、日米における人気の差の一因かもしれませんね。