PoC/コブラ・ショック・トルーパー
市街戦に投入されるエリート・コンバット・トルーパーです。
シティー・ストライクのテーマからのリリースです。
コードネームのうちのShock Trooperとは「突撃兵」「突入兵」の意です。
これによく似た名前のコブラ兵として、Oリング素体のショック-バイパー(2002年)というのがありましたが、それはG.I.ジョーのアイスクリーム・ソルジャー(1994年)のカラバリで、今回のものとはまったくの別物です。
ファイル・カードを意訳してみました。
No.1103 2228-SH コブラ・ショック・トルーパー
ショック・トルーパーはコブラのエリート戦術攻撃部隊である。彼らは敵を制圧し、建物やバリケードに突入するために、“サンバット”ショック&ニュートラライズ(無力化)・エレクトリック・バトン、ハイ-インパクト・バリスティック・ボディー・シールド、スレッジハマー、ガス・マスクなど、あらゆる状況に対応する装備を携行している。
作戦装備:L.N.W.S.(レーザー・ニュートラライゼーション・ウエポン・システム)
素体。
全て新規造型。
手首にはスイング可動あり。ジャングル-ヴァイパーと同様に右手が手刀の方向へ、左手が平手の方向にスイングします。
バストアップ。
頭は小さくて位置が高すぎるため、プロポーションを悪くしています。しかしその点だけを除けば申し分ない出来です。
付属品。
左上からディスプレイ・スタンド、タクティカル・ベスト、ヘルメット、ゴーグル、ガスマスク、ボディー・シールド、フランキ・スパス12、モディファイしたAKM、H&K MP5K、アドバンスド・テイザーM26 EDD、無線機、スレッジハマー、“サンバット”エレクトリック・バトン(2ヒース+紐)。
レゾリュートのコブラ・トルーパーと。
肩の位置はほぼ同じなのに、頭だけがひょろりと高い感じです。
PoCのアレイ-ヴァイパー、レゾリュートのアレイ-ヴァイパーと。
マッカラン、コブラ・コマンダーと。コブラの要人警護の任務をイメージしてみました。
似たようなカラーリングのコブラ・メンバーたちと。
RoCのナイト・アダー、エリート-ヴァイパー、レゾリュートのデストロです。
G.I.ジョー・チームから、RoCのショックブラスト、ピット・コマンドーを並べてみました。
スネーク・アイズ(デザート・バトル2.0)と。
ショットガンを構えて。
モデルはフランキ・スパス12。スパイ・トループスのデストロ(2003年)からの流用です。
サブマシンガンと無線機を手に。
サブマシンガンのモデルはH&K MP5K。
同系統のものと比較してみました。
左上が今回のもの。その右がRoCのエリート-ヴァイパー付属のH&K MP5K-PDW。
左下はレゾリュートのデストロ付属のH&K MP5K。最後はPoCのアレイ-ヴァイパー付属のH&K UMP。
なお、今回のものをエリート-ヴァイパーのバックパックに装着できないか試したところ、ダメでした。
タクティカル・ベストを装着して、アサルトライフルを手に。
モデルはモディファイしたAKMですが、正式名称はわかりませんでした。
背中側。
ベストの後ろには無線機を装着できるようになっています。細かくていいですね。
ヘルメットとゴーグル、シールドを装着。
ヘルメットはコブラ独自のものではなくフリッツ・ヘルメットになっています。今やアメリカ軍だけでなく各国の軍がこのタイプのヘルメットを採用しているとか。
ゴーグルは小さな突起で引っかかるようになっています。位置はこの状態にしかできません。
シールドはファイルカードによるとハイ-インパクト・バリスティック・ボディー・シールドという名称です。
シールドは腕を通してからグリップを握るようになっているので、かなりしっかり保持できます。
ヘルメットはゴーグルをしないとこんな感じです。
アサルトライフルを構えて。
ガスマスクも装着して。
小さな突起により、ガスマスクはしっかりとヘルメットに固定できます。
立て膝。
スタンガンを手に。
モデルはテイザー社のミリタリー向けモデル、アドバンスド・テイザーM26 ECD。
銃口に相当するあたりが単発式のカートリッジとなっていて、最長35フィート(10.6m)まで届くワイヤー針をガス圧で発射し、電気ショックを与えます。
この銃を収納できるようなホルスターが付いてないのは惜しいです。
エントリー・ツールとしてスレッジハマーが付いています。
こちらはエレクトリック・バトン。
“サンバット”ショック&ニュートラライズ(無力化)・エレクトリック・バトンという名称です。
使わないときには片方にもう片方をセットしておくことができます。
ショック・トルーパー 「おら、どうしたッ!? かかってこいッ!」 ブンッ! バチバチバチバチ!!
あららら、そんなものを振り回してちゃ、危ないぞ!
……お前がな。
クイック・キック 「ホアタァ~~ッ!」 ヒュンヒュンッ! バキッ!
ショック・トルーパー 「あべしッ!」
ドサッ カラーン……
クイック・キック 「アタァ~……」
クイック・キック師匠、今日のところはこれぐらいで勘弁してやってください。
タクティカル・ベストの背面にはグリップがついていますが、これは戦場で傷ついた仲間を引っ張るためのハンドルでしょう。ハズブロによると、ジャングル-ヴァイパーの腕、デストロやスカイダイブの脚部などに造型されているメカニカルなグリップはいずれもその用途なのだそうです。
スティール・クラッシャーと並べてみました。
流用や組み換えなど。
スレッジハマーとエレクトリック・バトンは、どちらかをエリート-ヴァイパーのバックパックに収納できます。
ヘッドをショックブラストのものに交換してみました。
エリート-ヴァイパーとのプロポーションの差はなくなりました。ただし、残念ながらヘルメットを装着することはできませんでした。
スクラップ-アイアンのヘッドとボディー・アーマーを装着してみました。
以上、コブラ・ショック・トルーパーでした。
ヘッドのバランスが悪いですが、それ以外は素晴らしい出来でした。装備はリアルですが、ヘルメットはもっとコブラらしい形状でも良かった気がします。
次回何にするかはまだ未定です。それでは!