RoC/グラント
Yo Joe! の分類ではグラントv12 にあたります。
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セットの内容。
左から グラント スピード・メタル サージャント・ストーン (グリーン・カモ)
劇中には登場しません。
管理人joefigは、最初はこのセットはスルーしようと思っていのですが、遊慈さんがレビューされている記事 (こちら) を拝見して、このグラントを気に入ってしまいました。
コードネームの Grunt は擬声語 (オノマトペ) で、一般的には豚などの鼻息の荒い鳴き声ですが、軍隊では行軍の際に装備が立てる音がそう聞こえるらしく、そこからアメリカ陸軍と海兵隊の 「歩兵」 を意味する俗称として使われているようです。
グラントは1982年の最初のシリーズからリリースされている古くからのキャラクターで、G.I.ジョー・チーム発足当時の13人のメンバーの一人です。 初代の階級はE-4でした。
このブログを読んでくださっている皆さんならご存知の通り、サンボウ版アニメ “G.I. Joe: A Real American Hero” が 『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』 として日本で放映された際には、デュークの名前がグラントに変更されていました。
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I.D.カード (意訳)
グラント ロバート・W・グレーヴス
シリアル・ナンバー:789-76-HJ22
階級:三等軍曹 (サージャント、E-5)
指定兵器:820セレクティブ-ファイアー、長距離フル・オート・アサルト・ライフル
グラントはG.I.ジョー・チームの歩兵部隊のリーダーで、小火器による攻撃の専門家である。 彼は軍隊規模の戦術攻撃部隊を、任務の効果的な達成のためにスピード、技能、的確な精度をもって機能させることができる。
公式の身分照会に限る
素体。
RoCのザルタンv17 (2009年) のリペイント。
可動はよくありません。 脚はスカート状の裾が邪魔になるので仕方ないとしても、肘があまり曲がらないのは大きなネックです。
バストアップ。
古参のキャラクターであるグラントですが、今回は流用品のセット物ということもあり、ザルタンの変装ヘッドで処理されてしまいました。
付属品。
スタンドのほか、
バックパック、アサルトライフル (※M203グレネード・ランチャーを装着したコルトM4A1カービン)、ハンドガン (※ガバメント系。LAM <レーザー・エイミング・モジュール> 装着) はいずれもRoC のデューク (デザート・アンブッシュ) から。
バックパックの裏側にはナノマイト・カプセルを収納するためのモールドがありますが、ナノマイト・カプセルは付属していません。
ハンドガンを構えて。
ごく普通の兵隊さんです。
バックパックとアサルト・ライフルを装備。
アサルト・ライフルのモデルはM203グレネード・ランチャー、ACOGスコープを装着したコルトM4A1カービン。
デュークの流用ですが、いかにも正規兵の装備という感じが気に入ってます。なお、ロールバーにはフォア・グリップとバヨネットを装着したタイプが付属していました。
腕の可動が乏しいので、両手持ちなどはできません。
可動はプアですが、この、あまりにも普通の兵士という姿が好きです。
ザルタンと並べて。
左からグラント、シングルパック版ザルタン、G.I.ジョー・トループ・ビルダー5パック版ザルタン。
グリーン系のカモフラージュのフィギュアと並べてみました。
組み換え。
他のフィギュアのヘッドも結構合うと思いますが、とりあえずまたホークのヘッドを乗せてみました。
いかにも軍人らしい雰囲気になりました。 ちょっと古いですが 『ランボー』 のトラウトマン大佐のような感じでしょうか。
RoCのレーザー・アーティラリー・ウエポンに付属するホーク将軍のヘッドなら、グリーン・ベレーを被っているのでさらに雰囲気が増すでしょう。
ホークとペンチプレス。
ベンチプレスの迷彩とは比較的似ていると思います。
これは前回の記事で紹介した、ベトナム時代のスネーク・アイズ (クラシファイド) です。
以上、グラントでした。
可動には不満がありますが、いかにも普通のアメリカ陸軍兵士という感じは非常に気に入っています。
ただ、一般兵として複数欲しいのに、3パックなのでちょっと無理です。
この迷彩パターンで、普通の兵士ばかりのセットがあったら良かったのですが。