RoC/ストーム・シャドウ(パリ・パスート)
Yo Joe! の分類ではストーム・シャドウv33 にあたります。
タイミングを逃したレビューばかりですので、見に来てくださった方に少しでも楽しんでいただけるよう、せめて扉の写真ぐらいはいろいろと試していこうと思っています。
今回も背景になる画像を映したパソコン画面の前にフィギュアを置いただけというお手軽撮影ですが、ライティングと角度とで、できるだけ雰囲気を出してみました。
RoCラインには覆面+コートを着用した姿のニンジャ・マーセナリーver.のストーム・シャドウもありますが、今回のパリ・パスートVer.は映画版でストーム・シャドウ(以下SS)を演じたイ・ビョンホンを再現した素顔Ver.になります。
今回のこのフィギュアも国内発売されました。
ファイルカード(意訳)
MICナンバー:機密 ストーム・シャドウ
コブラに雇われたニンジャ傭兵ストーム・シャドウは、雇い主からの命令に期待通りの働きで応えるだろう。強力な新型ナノマイト・テクノロジーの破壊的デモンストレーションをより確実なものとすべく、この無慈悲な武術の達人はパリに送り込まれる。
指定兵器:家伝の鍛鉄製日本刀
素体。
手首はニンジャ・マーセナリーVer.の流用。上腕と下腕は一見似ているものの新規造型となっています。
脚部は、ニンジャ・マーセナリーのものとは原型を共有しているようですが、細部は結構異なっています。
右腿にホルスターがあるのが一番大きな違いですが、他にも腿がやや細くなっていたり、すねのパーツが左右逆に採用されていたり、足首が大きくなっているなどです。
全体的にはなかなか良いフィギュアだと思うのですが、足の長さが左右で微妙に異なっており、直立状態で接地させたときに少し体が傾いた感じになってしまいます。ちょっと惜しい点です。
また、この素体は股間接がゆるみやすいようです。これは個体差というよりはもう少し顕著な症状なのではないかと思います。
緩衝材として挿入されている丸い軟質樹脂を他のフィギュアのものと取り替えたてみたのですが、効果はそれほどでもありませんでした。
可動自体には不満はありません。立て膝もきちんとこなせました。
ヘッド。
日本のフィギュア造型のクオリティとは比べようもありませんが、インディー・ジョーンズのハリソン・フォードのフィギュアを思えば、このSSはビョン様の生き写しといっても過言ではありません。
……いや、どう考えてもそれは過言ですね。
付属品。
左上から、RoCラインおなじみのデカいランチャーとミサイル。ランチャーはバロネス(デザート・アンブッシュ)付属のもののカラバリです。そして謎の登高器も付属。ディスプレイ・スタンド、2本挿しの鞘と大小の日本刀、サイ×2、パルス・ガン。
パルス・ガン。
ネオヴァイパー付属のものと同型ですが、シルバーとホワイトの塗装があしらわれた、SS専用となっています。
この容姿といでたちで銃を構えると、ハリウッド映画というよりは昔の日活映画の雰囲気に……。舞台は夜霧の波止場あたりでしょうか。
サイ。
こういう小物は大好きです。順手で構えても逆手で構えてもさまになります。
刀を背負わせて。
刀。
ニンジャ・マーセナリーVer.にはあったアラシカゲのマークが、このパリ・パスートVer.ではオミットされました。
登場人物の中ではスネーク・アイズに次ぐ身体能力と格闘技術を有するキャラですから、モキモキ動かして派手なポーズをつけてあげたいですね。
ニンジャ・マーセナリーVer.と。
ボディーのバランスは特に問題ありませんが、ヘッドのサイズに差が出てしまっています。
購入前は、両者のヘッドは当然交換できるものと期待していたのですが、首の長さとヘッド側の穴の深さが異なるために成立しませんでした。
左は頭部をただ置いただけの状態に過ぎません。
右は頭部が小さい割りに異様に首が長くなってしまいました。
同じシリーズ内の同一キャラであれば、ハズブロさんにはこのあたりの互換性はぜひ考えてもらいたい点です。
ニンジャ・マーセナリーVer.に付属したナノマイト・ランチャーを構えて。
映画のシーンに似せるなら、このパリ・パスートVer.でエッフェル塔に向けてドカンと一発ぶっ放したいものです。
ビョン様にはあまり似ていませんが、管理人joefigはこのフィギュアをかなり気に入っています。